本日は若杉さんの指揮で都響と所沢で本番でした。

モーツァルトのGdurのコンチェルト。何度か共演させて頂いているので、ちょっと緊張したけれど、皆さんのサポートのおかげで楽しく演奏できました!

後半は都響の演奏でマーラーの交響曲第5番。

ちょうど4楽章、私は裏で4楽章がはじまったからあと25分くらいですね、とスタッフと話していたところでした。

ゆらゆら?ゆーらゆーら、ぐらぐらっ!

地震、しかもかなり大きめ!

舞台は大丈夫か?と慌てて下手舞台袖へ。

しかし、さすがプロ。演奏はそのまま続いていて、お客様も気付いてはいたけど、騒ぎまでにはならず、無事に終えることが出来ました。

今日の地震は震度が5ということで、演奏している団員さんたちもほとんどの方が地震に気付いていましたが、演奏していると、特に立って演奏していると意外と気付かない事があるのです。

数年前の某コンクールの予選で、やはり大きな地震があり、その時に演奏していた子は審査員が止めるまで気付かずに吹き続けていた、ということもありました。

でも、とりあえず今日は無事に終えることができたのでよかった。

・・・・・と思いきや、帰りが大変でした

都心に向かう電車は遅れ、やっと都心に着いたと思えば乗り換えの電車は動いていない

やっとの事で近くまでは来たけれど先はまったく動く気配無し。

仕方なく駅からタクシーで、と改札を出てみれば長蛇の列。もちろんタクシーなんて一台もいません。

ちょっと歩いて大通りに出れば捕まるかな、と歩いてみたけれど空車なんて全くいませんでした。

そこで、私は二駅歩いて家まで帰りました。

あー、こんなヒールの高い靴なんて履いて出るんじゃなかった、と後悔しながら、空車のタクシー来ないかなぁ、と後ろを気にしながら、の30分。

疲れた・・・。

家の中は冷蔵庫の中のものが少しこぼれていたぐらいで無事でしたが、一人お留守番をしていたエミールはやはり恐い思いをしたのか、いつもなら鍵を開ける音で玄関までお出迎えにきてくれるのに、なかなかベッドの下から出て来てくれませんでした。



みなさんは地震大丈夫でしたか?



写真は後輩でもある都響の小池郁江ちゃんと。

今日のドレスは何年か前の某制汗剤のCMで使用したものです