腰痛が思った速度で治らずQOLが下がっています。早く良くなーれゲホゲホ


さて。

実際住んでみて・使ってみてどうだったかお知らせするシリーズ。

今回はBOSCH食洗機。

多分、このブログにおいて一番期待されている情報なのでは?


前も同じの載せた気がするけど、一応外観から。


我が家のBOSCH食洗機はタカラスタンダードのオフェリアというシステムキッチンに組み込んでもらっている。

幅255cm、高さ85cmの標準的なキッチンに60cmの海外食洗機を導入というのはなかなか簡単にはいかなかったが、最終的には満足いく形にほっこり


実際どうなのか?我が家の素直な感想を。


◎扉は開きにくい

扉を開けたところ。

ミーレと違うのは、「扉を開けるのに少し力がいる」事。

私はちゃんと海外製食洗機のショールームで比較した上で別に気にならないので選びました。

人によってこの重さは良し悪しとは思うが、私は子ども達に「扉はお母さんが開けるもの」と認識させられたので良かった。幼児の力ではびくともしません。

逆に閉める時は持ち上げさえすれば勢いでそのまま閉まるので、食器を入れた後子ども達が率先してお手伝いをしたがる(笑)


◎大容量は正義

↑まあ私なんかが言わずともってやつだが。海外製食洗機買った人が絶対撮る画像っぽいので私もやったよぶー

フライパンだろうが鍋だろうが何だって受け止めてやらぁ!という気概を感じる。

容量の余裕がそのまま心の余裕に繋がる。


◎下段バスケットの隙間が大きいので入れるもの注意

ここの辺りがミーレとの違いと言われたが、BOSCH食洗機は下段バスケットの網目の間隔がめっちゃ広い。

なので、小さめのものを入れると隙間から落ちる。大きくても食器の形状によっては隙間に片足突っ込んだみたいな感じになってしまう。

下段バスケットのすぐ下には洗浄のためのプロペラみたいなノズルがあるので、隙間から下に食器がガッツリ出てしまうとプロペラが回らないorカンカンぶつかる。

なので下段バスケットに物を入れる時は、隙間から落ちないように入れ方に注意する必要がある。

必要に応じて、入れ終わった後に下のプロペラを回してみてぶつかってないかの確認もする。

最初は面倒臭く感じるが、慣れれば負担じゃなくなるしそもそも下段に入れるのもコツを掴んで来るので大丈夫になる。


◎油汚れに強い!

実際洗い上がりはどんなもん?と思われそうなので、汚い画像だがお見せしよう。

↑カレーを作った。辛口・中辛・甘口の3種類の鍋。無事に完食した後のリアルな写真。

この状態から水に漬ける、こそげ取るなど何も手を加えず、食洗機の下段に逆さにして置いて他の食器類も入れた上で稼働させた。ちなみにこの時の洗剤はフィニッシュタブ3粒だった気がする。


はい!綺麗!

鍋自体の汚れは私が今までまともな手入れをしていなかった故なので見逃してつかぁさいショック

汚れはどこにも残っていない。勿論他の食器にカレー臭が付くこともない。強い。

あとこの鍋3つが置けている画像で容量についてもある程度分かってもらえるかと。


個人的に助かる!と思ったのはコレ。

↑ラー油の小瓶。

ごま油とかもそうだが、油の瓶ってもうどんなに頑張って洗っても無理だろってなるよね。

瓶の形状も相まって諦めたい容器No.1。

コレをただ逆さにして置いておくだけで…


はい!綺麗!!

コレにはかなり感動した。言われなきゃラー油の瓶って分からないと思う!汚れ残りを気にせず安心してビン・カン用ゴミ箱へ放り込めました。


◎完全な焦げ付きにはちと弱い

我が家は新居に引っ越すから全て新品にするわキラキラなんて金銭的余裕はなく、まだフッ素の剥がれたボロボロのフライパンも使っている。

そんなフライパンで炒め物をするとかなり頑固な焦げ付きが発生するのだが、そういったものに対しては食洗機をかけても焦げ部分が残ってしまう。

取り出してカリカリすると割とスルッと取れるけれども。


◎ゼオライト機能+リンス剤で乾燥具合は「ほぼ」完璧

これについてはその家庭ごとの使い方によると思う。

我が家は子どもの食器類や余ったご飯を詰めるタッパーなど、プラスチック製品も割と多くセットする。


実は最初に使い始めた時は、「えっ…こんなもん…?うーんと思った。

事前にプラスチックは乾きにくいと学んではいたが、全体に満遍なく水滴が付いていて少しビックリしたのだ。

まあシンクの上でパッパと振って天板に置いておけばその内乾くし、

時間に追われているわけではない私としては乾いた昼前ごろにゆっくり仕舞えばいいだけなので別にいいかな、とは思っていた。

ただやはり「ゼオライト機能」に期待してBOSCH食洗機を選んだ身としては、もうちょい乾くものだと思っていたのでガッカリしたのも事実。

食器の置き方などでコツがあるかなと思って、今一度説明書を読み直したところ…

「リンス剤を投入するかどうか」の初期設定項目はOFFである事が発覚。

まさか…と思い我が家の設定画面を確認したところ…

OFFだったー!!おーっ!

初回からリンス剤を投入口に入れていたのにずっと眠ったままだったというのか…

業者さん、ちゃんと設定頼むよ!!とも思ったが、もし私がリンス剤を入れたくない主義だった場合はONにされてても使わないわけで

そのリンス剤を投入する動きが空回りして壊れやすくなる可能性もあるしあえてOFFのままにしておいたのかなと思った。

なので早速ONにして回した翌朝。

確実に違いました!比較の写真が無くて申し訳ないけど体感出来た。


ただし、完璧カラッカラ!!では無い。そこは伝えておく。

特に、ゼオライトが設置されているのは底部分なので

一番上段であるカトラリートレイになればなるほど乾燥具合は甘いと感じる。

なので、愛用している無印のシリコンスプーン(上のカレー写真にもある黒いやつ)などは必ず水滴がちょっと残っている。

タッパーの蓋の溝なんかは置き方によっては水が溜まってたりもするが…これについてはもう構造上の問題というか完全に乾燥させるのは無理だと思う。

だって普通に洗い物したってここは残るもんね。

あと、例え陶器製であっても茶碗や湯呑みの高台(裏側の部分)には多少水が残る。そりゃそうよね。

最近は食洗機対応でこの高台に敢えて切り欠きを入れているものもあるようだ。

私は食洗機を使う段階になって息子用のアンパンマンの食器に感動しました。旧居では全く気が付かなかった。

↑この溝のお陰でプラ製なのにほぼ水滴無し!(Pick画像です)

娘がお下がりで使い続けているリッチェルのは水が溜まるからな…と思ったら、最新のはこちらも切り欠きが入ったっぽいですね。

↑来てる、確実に来てる…食器の形状を食洗機に対応させる波が…(こちらもPick画像注意)


◎お手入れは簡単ゆえにしっかりやろう

普段のお手入れは、下段のバスケットを引き出して、底面にある排水部分を回して取り外す。

簡単にパーツが3つに分解されるので、隙間に入ってる砕かれまくった残菜のかけら達を水で洗い流す。

元に戻す、これで終了。


この残菜のかけら達は本当にちっちゃくて、普段皿に残したままの米粒とか野菜とかがこんな感じになるのか…凄い…とは思うのだが、それだけにこの排水部分はきちんと洗わないと大変になる!

というのも、つい先日体験しちゃったのよ。


私が腰をいわして主人に何もかも任せていたので、数日間食洗機も主人にお願いしていた。

で、何日か経った日の夜、する事があったのでよっこらせとダイニングに座る私、そして食洗機を稼働させた主人。


シュー…ゴボボ…ゴゴ、ゴゴボ…


BOSCH食洗機、稼働音小さいんですよ。サーって遠くの方に沢があるような、私にはめちゃくちゃ心地良い音。

なのにその日は、明らかに今まで聞いたことのない大きな排水音がし始めてビックリ。

主人も「うーん、確かに少し違うかな?えー?」とか言うが、いやこれは少しのレベルじゃない、明らかにおかしい!いつもと違う音がして壊れそうで怖いアセアセ

そこでふと気付いて尋ねたのだ。

「最近、排水部分のやつ洗った?」と。

すると、

「取り外したけどパッと見別に汚れてなかったから大丈夫と思ってパーツは分解せずそのまま取り付けた」と言うではないか。

確かに外側から見ると「汚れてる」レベルにないくらい綺麗なのだ、綺麗なのだがパーツの隙間にちっちゃいゴミはいっぱい付く…

もしや数日間溜まったそれが悪さをしているのではないか?

なので一度リセットし、止まったところで排水部分を取り外してみると…やはり付いてる!カケラ達がたくさん!

それを洗い流しもう一度やり直したところ…音がかなり改善!

更に次の日からは、完全に今までと同じレベルの小さな音に戻ってくれた。本当に安心した。

なので快適に使うために大事なのは、しっかり排水部分を洗う事!だと思う。

洗う作業自体は大した手間ではないので、こまめにやろうと改めて誓った。


ちなみに我が家はシンクの排水口にあるあみカゴをもう1セット買って、毎日かけちゃってます。かける際に予備の方を置いてローテーションするスタイル。

生ゴミをずっとこの中に溜め込む事も無くなって、凄く衛生的になりました。これはやって良かった!

↑ここら辺は感覚だと思いますが、我が家は食器と一緒にかけても気にならない。放置してるのも1日だけだし。綺麗になって快適。


あとステンレスの五徳も定期的にかけてます。なんでも放り込めて楽。有難うBOSCH食洗機。


結論として、

◎コスパは決して良くない。それでも導入して良かった

まだ水道料金を見ていないので分からないが、食器洗いに使う水の量は確実に減ったと思う。

ただ、初期投資に30万以上かかる事、また毎回使う洗剤やリンス剤は一般的な食器用洗剤とは比べ物にならないレベルで高く、

イニシャル・ランニングコスト共に導入しない場合に比べて安く済むかと聞かれると答えは「NO」ではないか?というのが正直な感想。

ただし!

精神的負担が確実に違う。これはガチにやり

油物を食べた後のドロッドロの食器が油分のない食器と共に積み重なった状態でシンクに置かれても、広い心で受け入れられる。

旧居ではちょっとした下ごしらえにボウルを一つ多く使うのもためらわれていたが、今はバンバン使う、だって洗い物はやってくれるし〜。

主人がやってくれたものの洗い残りがあってこっそり洗い直す後ろめたさも無い!

今のところ私は暇人だけど、仮に働き始めたらもっと有難みを実感出来るのではないかな。


という訳で我が家は毎日ハッピーですよ。後悔は全くしてません。

BOSCH食洗機、採用して良かったです。