「高気密高断熱の家で、毎日楽しく暮らしていますニコ」的に締めて引っ込んでいるように見える我が家であるが、

それは今現在の話であって、実は最近まで少々困った事が起きていた。


大きくは2つ。


1乾太くんから冷気が漏れて洗面所が寒い

これはぶっちゃけ引っ越し日から感じていた事である。

まずは家を暖めなければとリビングのエアコンを稼働させて様子を見ていたのだが、洗面所が他の場所と比べて寒いなと感じていたのだ。

本当は風呂上がり後の子ども達の着替え等は洗面所で完結させたかったのだが、

「さむい、あっちのおへやできがえる」と子自身が訴えるため頓挫している現状であった。

確かに冷えるもんな…と思いつつ、間取りのせいかな?エアコンの風が届きにくい場所だしな…と思いながら家中を歩き回ってみたところ。

玄関の方が暖かいのである。

普通こんな事ないよね?だって玄関よ?一番寒い場所じゃん。

それがひっくり返されるのが高気密高断熱の家の凄いところとは言え、じゃあ洗面所の寒さは何だ?謎は深まるばかり。

そして「あ、そう言えば乾太くんのフィルター掃除しなきゃ!ぶー」と乾太くんの奥へと手を伸ばした時。


!!!ガーン


コレだーーーーー!!!!!


明らかにフィルターを取り付ける部分の奥が冷たい。ここから来てる!マズい!

慌てて見積もりを引っ張り出して確認する私。

何てこった…排湿筒をダンパー付きにしてもらってない!!高気密高断熱の家はこっちを採用すべきと他のブログ等で見ていたのに!確認ミス!!

↑最初からこっちにして貰うべきだったのだ…


2引っ越し業者に取り付けてもらったエアコンから冷気が漏れて寝室が寒い

これまた、取り付ける前から現場監督さんに言われていた事。

「リビングエアコンはその道の方に取り付けて貰えるので大丈夫として、問題は2階に取り付ける引っ越し業者さんの方ですね…

取り付けて貰ってからコレは…と感じる事があれば、連絡して下さい。対処するようにします」

『新エアコン&初!古いエアコンのクリーニング』【※注意】最後に酷い汚れの画像が出てきます。見て気分の良いものではありません。耐性のない方はご注意下さい。-----新居のエアコン、無事に取り付けてもらった。…リンクameblo.jp

↑リビングエアコンのコーキングはC建設さんお墨付きの方にやって頂けました。


そして実際。

2階にエアコンを取り付けて貰ってから、確実に寝室が寒くなった。主人も「コレってエアコンのせい?」と言う位だった。

そしてある日の夜、寝室で子を寝かし付けてから下に降り乾太くんを稼働させてもう一度用事の為に寝室へ向かうと

「スゴォオオオオ…」

と、運転していないのに音を立てているエアコンを確認。(=エアコンの配管部から空気が漏れて来てる)

コレはヤバい…!!


という訳でC建設さんへ連絡。

丁度家について細々した事があり、一気に対処・修理してもらう事となった。


・サッシの業者さんに、玄関ドアの枠を交換してもらい(謎の汚れが取れなかったため)

・電気屋さんにカーポートにコンセントを付けてもらい(電源の線のひと騒動もこれにて解決となった)


そして

・2階のエアコンについては現場監督さんにコーキングをやり直してもらい

・乾太くんについてはダンパー付き排湿筒をガス会社さんに施工して頂いた。


で、このダンパー付き排湿筒は通常の排湿筒と配管を差し込む長さが違う?らしく、

我が家が元々通常のセットで一番最短になるようにダクトを取り付けて貰っていたものに、半ば無理やり付けたために

↑ダクトがこうなった。

前は

↑こう。90度でスッとした収まりにして貰っていた。

現在の方は見た目的にはだいぶ苦しそうだが、この位置から動かさなければ大丈夫との事。

これ以上乾太くん本体を奥に寄せるとやはりダクトの曲がりの部分に負荷が掛かるそうだ。触らないよう気を付けよう。

↑ちなみに洗面所入口から見るとこんな感じに見える。

アルミテープも巻いて貰った。多少シワが入るのは仕方ないと言われたが、毎日まじまじと見る訳でもないから気にならない。

というか気密がしっかりしてくれるならこんな家族しか立ち入らん場所の高さ約2mに設置された部分の多少の見栄えなどどうでもいいわ。


ガス会社さん的にはこのダンパー付き排湿筒は寒冷地などで採用されるもので、この地域で出るような商品では無かったのだそう。

今回我が家がお願いした事で、高気密高断熱の家には必要な部材なのだと認識してくれたようだったにやり

実はC建設さんで今建設中のお宅に新たに乾太くんを採用したい方がいるようで、

「あちらの家はダンパー付きで進めます」とガス会社さんとも話していた。

まさにマイホーム的「私の屍を超えていけ」って奴ですね(笑)

是非私の例を参考に、今度は最初からダクトも排湿筒も込みで見た目にスッキリな家を作り上げて欲しい。


で。

上のPickにも載せたのだが、このダンパー付き排湿筒は定価で4000円+税となる。

見積もり時点で気付いていればと後悔もしたが、仕方が無い事なので実費で払うつもりだった。


しかし!


ガス会社さんはそもそも取り付けの時点で乾太くんを90度回転出来なかった事を相当気にしていらっしゃるようで、

『引き渡しでした』1月下旬。無事に引き渡しが行われました。8月に着工を(恐らく)して、1月で竣工なので約5ヶ月の建築期間かな?そう考えるとあっという間ではありますが、たくさん楽…リンクameblo.jp

↑引渡し日にも謝られている。

私はもうこの向きで慣れたし気にしていないのだが、

「やはりそこをきちんと確認出来なかったのはこちらの落ち度ですので、今回の排湿筒はせめてもの埋め合わせとさせて下さい…えーん

と、ガス会社さんからサービスして頂ける事に!!ガーン

逆に申し訳ないくらいだが、有難い事に変わりはないのでお礼を言って了承した。

そしてこれは完全に自分の希望である靴乾燥用の棚を別途購入させて頂きました(笑)

↑コレで園の靴が泥だらけでも即日対応出来るぜ…!!ニヤ


そんなこんなで無事に気密の対策をして貰ったところ…

その日の夜、明らかに体感が変わりました

主人も「絶対変わった!」と寝室の温度変化を感じ取ったようだし、

私は洗面所に夜遅く入っても寒さを以前より感じなくなったしフィルタ掃除の際のヒヤッて感覚も無くなり大満足です。


優しい業者さんやC建設さんの対応のお陰で無事に失った気密を取り戻し、ようやく快適な暮らしが出来るようになって良かったです。

後は電気代だけだ…どんな感じで初月分が来るか今からドキドキしています。