日曜劇場『ATARU』というタイトルのドラマで中居正広さんがサヴァン症候群の難役に挑戦
したせいだろうか
サヴァン症候群というキーワードがネットで検索されてますね。
北村一輝・栗山千明・玉森裕太(Kis-My-Ft2)・市村正親・村上弘明など豪華メンバーが
出演されているだけに視聴率もすばらしい数字がでてるようです。
知らない方のためにドラマの概要ですが今回、中居さんはサヴァン症候群
(自閉症や知的障がいを持った人のうち、特定の分野に限り
驚くべき才能を発揮する人の症状)という、特殊な能力を持った
ナゾの男という難役に挑戦されてます。
物語は中居さん演じる主人公・アタルの特殊な能力が、警察も気づかなかった
犯罪事件に関する微細な証拠を“発見・観察・洞察・推理”し、
事件解決につながる「単語」を次から次へと発することで進んでいきます。
アタルが発する「単語」の羅列の持つ意味はいったい
視聴者と共に推理していく新感覚のミステリーエンターテイメントとなっています。
ちなみにサヴァン症候群とは、コミュニケーション障害のある者のうち、
ごく特定の分野に限って、優れた能力を発揮する者の症状を指すそうです。
1887年にイギリスの医師J. ランドン・ダウン(John Langdon Down)は、
膨大な量の書籍を一回読んだだけですべて記憶し、
さらにそれをすべて逆から読み上げるという、常軌を逸した
記憶力を持った男性を報告した。
その天才的な能力をもつにもかかわらず、通常の学習能力は
普通である彼を「idiot savant」(イディオ・サヴァン=賢い白痴)と名付けた。
ただし、彼が自閉症の診断基準を満たしている記述は
論文には存在しないそうです。
論文上には「他の学習能力は通常である」と記載があるそうです。
その後に"idiot"が差別的な意味を持っていることから、
「サヴァン症候群」と改められたそうです。
語源となったのは「賢人」を意味するフランス語: savantである。
サヴァン症候群は極めてめずらしく、
全世界で数十名程度しかいないといわれているそうです。
有名な映画「レインマン」でトムクルーズと共演した
ダスティン・ホフマンが演じたすごい記憶能力も
このサヴァン症候群を映画監督が意識しているらしいです。