岐阜県 飛騨 古川祭 400年以上続く伝統神事です。
古川祭(ふるかわまつり)は毎年4月19日、20日に岐阜県飛騨市古川町
(旧・吉城郡古川町)で開催される気多若宮神社の例祭。
「神輿行列」と祭りの開始を告げるために打ち鳴らしたといわれる
「起し太鼓」と絢爛豪華な9台の「屋台行列」からなる。
起源は定かではないが、文献に最初に登場するのは屋台が
1776年(安永5年)、起し太鼓が1831年(天保2年)である。
1980年(昭和55年)に古川祭の起し太鼓・屋台行事が国の
重要無形民俗文化財に指定され、日本三大裸祭りの一つに数えられる。
古川祭は古くは旧暦の8月6日(太陽暦の9月上、中旬頃)に
開催されていたが、1886年8月に疫病が流行し例祭が
できなくなったことから11月に変更された。
また1887年(明治20年)より春祭へと変更し4月16日、17日としたが、
1889年(明治22年)より現在の日程となる。
全国に名を馳せる古川祭は、町内にある気多若宮神社の例祭で
国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統神事です。
この祭は、神社での神事、古式ゆかしい「御神輿行列」が中心となって、
“動”の「起し太鼓」(19日の深夜まで行なわれます)と
“静”の「屋台行列」が二大祭事として加わり、
三つの行事群により4月19日、20日の2日間に渡って
盛大なまつりが繰り広げられます。
チャンスがあれば是非行ってみたいお祭りのひとつです。