陽気もいよいよ春めいて気になる無理しないダイエット法
食べ方ダイエットなるものを発見
食べる量を変えなくてもやせる!“太る食べ方”
“太らない食べ方”戸田晴実さんの説
炭水化物などの“糖質”さえコントロールすれば、
食べるのを我慢しなくても効率的にやせられる。
これまでのカロリー制限ダイエットとは大きく違うのが
「血糖コントロールダイエット」。
おいしいものをたっぷり食べても
太らない食べ方があるそうなのです(ノ゚ο゚)ノ
戸田晴実さんのプロフィール
血糖コントロール理論に基づくダイエット指導に定評。
上智、中央、慶應義塾大学で講師を歴任。
健康村監修等でも実績を挙げる。
著書は『読むだけでやせる3行ダイエット』(主婦の友社)、
『「もてスリム」ダイエット』(講談社)、
『血糖コントロールダイエット』(興陽館)戸田晴実さんが提唱する
「血糖コントロールダイエット」の手法はいたって簡単。
「夜に向かって、摂取する炭水化物の量を減らしていく」ことにつきる。
「体は血液中にエネルギー源となるブドウ糖
(炭水化物が分解されたもの)が少ないと判断すると、
脂肪を燃やしてエネルギーとして使おうとします。
夕食で炭水化物を控え、寝る時間までに
血中のブドウ糖を使い切っておけば、寝ている間も
基礎代謝のために脂肪がエネルギーとして燃えるとの事。
“たくさん食べるのに太らない”人というのは、
自然とこのような合理的な食べ方をしています。
逆に炭水化物中心の食生活の人は、血液中の
ブドウ糖を使い切れないために脂肪が燃焼される
タイミングを逃し、“量はそれほど食べていないのに太りやすい”
人になってしまうのです」(戸田さん)
とはいえ、ブドウ糖は体にとって必要なもの。いつ摂取すればよいのだろうか。
「それは朝。体を目覚めさせ、脳や体の活動力を高めるために
ブドウ糖は必須です。ただしとり過ぎると次の食事までに
消費しきらず、蓄積されてしまうので注意が必要」
体内でブドウ糖に換わるのはごはんやパン、うどん、パスタなどの
炭水化物を含む糖類全般。これらの量を夜に向かって減らしていき、
逆にたんぱく質は増やしていくのが太らない食べ方だ。
「魚や脂の少ない肉、豆類などのたんぱく質は体内でアミノ酸に分解され、
脂肪燃焼を助けます。飲み会でも、たんぱく質豊富なメニューを選ぶようにしましょう。
また毎食必ずとってほしいのが食物繊維です。
食事の最初に食べれば、かさがあるので食べ過ぎを防げますし、
脂肪の吸収をおだやかにする働きもあります」
野菜、たんぱく質を多くとり、夜に向かって炭水化物を減らせば、
もうカロリーにとらわれない!