新芽 | たかがい恵美子オフィシャルブログ「やりがい、いきがい、たかがい。」Powered by Ameba

新芽

新年度を迎え、地域の各所に賑わいを感じています。

新たな節目をお迎えのみなさま、おめでとうございます。

永田町周辺も4月の人事異動に伴って、たくさんの人が行き来しています。

今年は桜が早かったため、沿道の装いではサツキが白やピンクの花をつけ、イチョウが新芽を伸ばし始めているという点が、例年と少し違うところでしょうか。

国政では新政権誕生から3ヶ月が経ち、いよいよ攻めの外交スタイルが、その成果を見せはじめています。

対話の場にまいりますと「ニュースだけじゃね、一人一人の暮らしが豊かにならなきゃ」と、‘これから’への期待がこもった意見をお聞きする機会も増えてまいりました。

が、国内各地において変化を実感できるようになるまでには、いま少し時間が必要そうです。

政府与党では、時間を急ぎながらも「地道に着々と・焦らず丁寧に」と、お互い声を掛け合いながら、一つ一つの政策に真摯にむかうことを心掛けて活動しています。

それを後押ししているのは、乱暴な政治に終止符を打ち、思いつき・行き当たりばったり・その場しのぎの政権運営で痛んだ国力を早急に立て直すべし!という国民の熱い声です。そして、それにしっかり応えるぞ!という覚悟が、各々を前へ前へと押し出している、そんな印象を日々強くしています。

そのような折、ある会合で「近頃の日本社会で、こうした雰囲気を感じたのは四半世紀ぶりじゃないでしょうか」と話を切り出したところ、興味深い返答をいただきました。

「ああ、昭和時代のことね」

いわく、‘昭和’はすでに歴史上の一時代だということなのです。

いまを必死に生きていると、過ぎ去った時間のことをつい、記憶の外に置いてしまいがちですが、確かにおっしゃるとおり。

すでに新卒社会人はみな平成時代の生まれですし、社会における様々な変化の要請などを改めて思い巡らせますと「時代は大きく転換した」と、妙な実感とともに納得させられました。

憲法改正の論議も社会保障制度改革も、新時代から次代へと繋げていくためにいま必要なこと。その機が熟す時を迎えたのだと考えます。

これからはますます気が抜けない。「昭和時代」に育った一人としても、繋ぎ手としての責任は重いと感じています。

新な年度の始めにあたり、新芽の生長を見習いつつ、地道な努力を続けていこうと決意しています。