顔と顔 | たかがい恵美子オフィシャルブログ「やりがい、いきがい、たかがい。」Powered by Ameba

顔と顔

国会には、毎日たくさんの見学者がやってきます。

中には、たかがい事務所に立ち寄ってくださる方々もあり、私はその度に、勇気とやる気をいただき、元気を増幅させています。

昨日は、海外から日本語を学びにいらした各国の外交官等43名と、お目にかかる機会に恵まれました。

「あなたは、社会の中で女性が不当な差別を受けることなく活躍するために有効な方策を持っていますか?」

「総理大臣が毎年のように変わる数少ない国の国会議員として、国際社会における日本の現状をどうみていますか?」

研修生のみなさんからの質問はとてもクールで、さすがだな!と感激しました。

わずかな時間でしたが、実際に日本語で初対面の挨拶を体験していただく場面もあり、とても楽しい経験となりました。

17年前、アジア地域のエイズ対策専門家を養成する研修に参加したことがありました。

長期間同じ宿舎で寝起きをともにして学んだのですが、母国語がみな違うので、その場での公用語は英語でした。

研修内容もさることながら、相手に意思を伝え共同生活者としてお互いを理解するためにも、言葉と会話は、実に重要だと実感したものでした。

…研修生のみなさんにとって日本語が、そうした頼れる共通言語のひとつになってくれるといいな、と思います。

そして今日は栃木県から、看護連盟の方々がバス3台でお出でくださいました。

途中、一人のお嬢さんを「娘です」と紹介されたのですが、私はまるで、初めて会った気がしません。

不思議、なぜだろう…?

それもそのはず、その娘さんは以前、「がんばって!私も頑張るから!」と山形から‘さくらんぼカレー’を届けてくれたのです。

当選したての私を、進学のために親元を離れたばかりのお嬢さんが励ましてくれたこと、忘れはしません。

あの時は、とても親近感を覚え、温かい気持ちになりました。

このような初対面もあるのですね。

こうしてたくさんの方々にお支えいただき、日々、みなさまとともに活動させていただける私は、無類の幸福者だと思います。

心から感謝しています。

また、様々なところで、来年度の国家予算の概算要求案に対する要望や陳情の聞き取りが活発に行われるようにもなってきています。

声なき声をも聞き取るほどの心持ちで、いっそう細心の注意を払いながら、活動して参る所存です。

明日も元気に、がんばります。