９９

総理選出から11日経過したけれど、未だに国会は開かず所信も語らず。

その隙に閣僚たちは競うようにして、広く社会一般に向けて私的感情を披瀝しています。

あまりの軽挙妄動ぶりに、ついには党執行部が苦々しい顔で火消しに汲々とする姿まで伝えられる有様です。

これでは始める前に頓挫するのではないか心配します。

例えばタバコの話。

健康政策を所管するリーダーならば、唐突に無理な値上げを強要するより適切な教育を充実すべきことぐらい、初歩の初歩で理解できていなければ、恥ずかしいです。

これに対する財務のリーダーの発言はさらに醜悪で「あの人はタバコ嫌いなんだ」と感覚的な個人攻撃。

国民の尊厳を守る政務にあたる立場での挙動だとは、どうにも思い難いのです。

本日９月９日。私は政府に救急(99)車を出さなければ、３次補正すらまとめきれない可能性があるという危惧を強くしています。