せまる年の瀬 | たかがい恵美子オフィシャルブログ「やりがい、いきがい、たかがい。」Powered by Ameba

せまる年の瀬

参議院で問責決議が可決されてから3週間以上も経ちました。

この間の動向に対する世間の評価は‘やっぱり’というもの。つまり、

なにか重大な事態が起こると、その問題は‘問題’として残したままで解決策は講じず、やおら別の話題を持ち出してしきりにそれを取り沙汰する。それによって、次第に世の関心を反らしていく…。

いまもまさに、それが常套手段として繰り返されているように感じられるからでしょう。

一般に、専門家が瞬時に効果のある手を打てない理由は、ひとえにその課題の分析ができていないためだと考えられます。

問題の所在がわからない以上、すぐに効果的な解決策を組み立てることはできないから。

しかし良識があれば、英知を働かせて洞察、類推、推測し、何とか問題に対処していこうとするはずです。

公人たちが揃って、そこから目を反らしたり、中身をすり替えようと躍起になるなどということは、本来あってはならないことでしょう。

地域に出向く度に「そんな時間稼ぎと屁理屈に付き合っていられるほど、我々の生活は楽じゃないんだ!街が冷え切っている」という怒りの声を耳にします。

まさしくその通り。生活者は正しく見ていると感じます。

そして’街の冷え’とは、政治への期待が冷めていることの訴えなのだと感じます。

一年を締め括るこの時期は、物事の帰結を求める流れも加速します。

そろそろタイムリミット!

寝ぼけていて年を越せないようでは困りますから、周囲からもいっそう刺激して、ひとつでも課題をクリアできるよう、私も努力していきたいです。