お父さんの複雑性トラウマを発見したので
その治療を始めるヒーラーのタラニです。
私のお父さんは1944年生まれ
1962年ごろに福岡から上京し就職
24歳の時に、長女の私が産まれる
とてもやさしいお父さんだったけれど
27歳で、新築の家を購入後
空気が変わったという印象。
いつも午前様の仕事人間化
いつ休んでいたのか分からなかった。
いつも家に居ると母と
大げんかまるで戦争になる中で
泣きじゃくるわたしの
インナーチャイルドは
丸焦げになって立ち尽くしていた
私の母は夫の言葉に傷ついていた
「女の癖に」
「てめえはアホだ」
「分からない女だ」
「アッチに行け」
「もう嫌いになるぞ!嫌いになった!」
いつも、本気だった。
母はいつも寂しそうに泣いていた。
「私がいけないの。頑張ろう。」
母は殴られ、暴言吐かれていたのに
母の方が罪悪感と無力感で苦しんでいた。
子どもの私は、本当に母を悪者に思い込んだ。
「お母さんさえ、もっと優しければ
お父さんはお家に居てくれて、以前の様に
やさしいお父さんなのに。お母さんが
ケンカするから、厳しいから、だから、
お父さんはお家から出て行っちゃうんだ。」
ず~~っと、50歳になるまで私は
そのストーリー、ドラマを抱えていたんだ。
脳に騙されていた。真実を見ていなかった。
「悪者にしてごめんね。お母さん。
そして、私にも同じことが起こっているよ。
それは、離婚の時、子供たちに説明したことに、
お母さんである私が至らなかったのよ。悪かったの。
私が子どもっぽいから、わがままだからいけないの
あなた達はお父さんを尊敬してイイのよ。
そう3~9歳の子供に伝えておいた。そうしたら、
20年後の今でも、その子供たちはお父さんを尊敬し
母親の私のことを「嫌いだ」と言うのよ。
私がお母さんを嫌ったように。
今、お母さんになった私は子供達から嫌いと言われちゃってる。
泣くに泣ききれないなくて、でも、一気に崩れちゃう。」
「今の私には分かったよ、お母さん。
お父さんが仕事のストレスで戦争の幻覚を見ていたであろうこと。
そのために、お母さんに暴力を振るっていたこと。
男尊女卑の時代だったからこそ。
差別や支配に苦しめられていたこと。
私もその血が流れていたから、ちゃんと体験している。
どんなに悔しくて、辛くて変わりたくても
トラウマなんで、過去の記憶がこんなことを引き起こしていたなんて
だから、お母さんとお父さんを治療できるかやってもみます。
母がもうこの世に居なくても、私の記憶の中を治療します。
通じていると思うから。今後の展開が楽しみだね。
その前に、お父さんのことを整理してみてみるね。
私の父は8人兄弟の5人目として
貧しい炭鉱の町の長屋で産まれました。
母親自身も戦争孤児として
産まれてすぐから祖父に育てられ
7歳から奉公をして学校にも行けず
子どもの頃から苦労に苦労をしてきた女性でした。
そして、父親は戦争のせいか
感情を持たず、仕事もせず
動きが少なく お酒ばかりを飲んで
陽気に振る舞う人だったそうです。
そんな両親(私から見た祖父母)は
三池炭鉱の町に流れて働き口を見つけ
子ども8人を育ててこれたそうです。
戦時中の忙しさ、恐怖、飢え、不安
そんな真っただ中に、5人目の男の子
それは、母親の肩身は狭く食べるものにも
大変苦労したことだと思います。
そんな時に「この赤ん坊さえいなければ
生きていけるのに」と親が思ったって
それは悪でも罪でもありませんよね。
その環境になればだれでもそうだと思います。
でも、赤ん坊側になってみて下さい。
「自分は産まれない方が良かったに違いない」
「存在するな」
「欲しがるな」
「愛されるわけがない」
「いつ見捨てられるか分からない」
「消えろ、逃げろ、落ち着くな」
「自分のことは自分で守れ」
「権威の人の言うことを聞かなければ殺される」
「人を信じるな、警戒しろ」
「‥‥」
こんな風に、柔らかい幼子が思わなければならなかったとしたら
自己否定
自己卑下
見捨てられ不安
消えたいような恥の感覚
食べる自分、着る自分に感じる罪悪感
世の中はみんな敵だ、警戒せよ、
戦わないと死ぬ
気を抜いたらやられてしまう
自分という存在はココに居てはいけない
愛してもらえない
助けてもらえない
ひとりぼっちで頑張るしかない
自分は無能で、能力が足りない
いつも損ばかりする
親や兄弟よりも、幸せになってはいけない
あげればきりがないような地獄の模様があぶり出てくる
父の不健全な暴言
急変する暴力
傷ついた子供みたいな暴れ方
話が聞けない
短気ですぐ怒る 爆発する
自己肯定感の低さ
徘徊
落着きの無さ
感情マヒ
夜中の冷蔵庫 レンジ問題
誰彼構わずケンカ腰で突き飛ばす
いい子の振りをする
お酒に依存する
そうそう今朝も気づいたら、
調理酒が500mlくらい減っていたっけ
油断もスキも見せれないわ、、、
それらの原因が分かったので
日々の生活の中で
私はお父さんを慰め受け入れいい子イイ子して
安心して信頼していいいことを分かってもらい
新しい適応的行動を起こせるようになってもらう。
私のヒーラー魂に火がつきました。
がんばります。
家族愛の修復
タラニ