こんにちは タラニです

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弱い自分を選んでしまう男の子

〜働けないのではない、働く理由が見つからないだけだった〜

どこにでもいる普通の男の子。
やさしい性格で、人当たりもよく、特に悪いところなんて見えない。

けれど――
仕事が、続かないのです。

アルバイトも、正社員の仕事も、どれも数ヶ月で辞めてしまう。
上司に怒られたわけでもない。体が壊れたわけでもない。
「何となく違う気がして……」
「自分に向いていない気がするんです」
そう言って、彼は静かに職場を後にします。

周囲の声が彼を追い詰める

「また辞めたの?」
「根性がないんだよ」
「男なら、仕事くらい続けなさい」

そんな言葉が、矢のように彼の心に突き刺さります。
でも、彼は黙って笑います。反論しません。
なぜなら――

彼自身が、一番強く、自分を責めていたから。

「自分には、何の価値もない」

彼の心の奥には、小さな男の子が体操座りで座っていました。
うずくまり、顔を伏せ、誰にも気づかれないように息をひそめていました。

その子が感じていたのは、
「どうせ、自分は誰かの役に立たない」
「頑張っても、どうせ否定される」
「もう傷ついて気苦労したくない」
という、深い深い“あきらめ”でした。

だから、働けないのではなかった。
“弱い自分”を出して、無力感を感じることが怖くて、
“評価される場”に身を置くことが、苦しくてたまらなかったのです。

真実は、弱い自分は敗北ではない

何もしていないように見えて、
実は、心の中で毎日たたかっていました。

「このままでいいのか?」
「何かを始めたい。でも何を?」
「誰かに頼りたいけど、甘えてはいけない」

そんな風に、無価値感と無力感の海底に
彼は少しずつ、深く沈んでいくようでした。

でも、その“沈んでいく感覚”こそが、
彼が本当の自分を見つけるプロセスだったのです。

初めて出会って認めた“自分”


「何もできない自分を、ちゃんと見つめてみよう」

仕事を辞めたことも
何も手につかなかった日々も
親や友達からの言葉に傷ついたことも
全部“自分に起ったこと”として、引き受けてみよう。

自己受容が始まり、

そこから、彼の表情は少し変わりました。
まだ自信はない。けれど、少しだけ、目に光が戻っていた。

無力感を抱えているあなたへ

今これを読んでいるあなたが、
もし「仕事が続かない」「自分には力がない」と感じていたとしても、
どうかそれを“間違い”だと決めつけないでください。

その無力感は、
あなたの心があなたに気づいてほしいと願う、サインです。

「頑張らなくても、ここにいていい」
「できない自分を、責めなくてもいい」
「弱くても、ちゃんと愛して認めてあげていい」

そう思えたとき、
あなたの中の一部のあなたがホッと安心してくれます。

ネガティブから湧き出る“真の強さ”

まだ、彼は人生の途中です。

これから、時間をかけて再成長していくことができます。
もう“自分をバカにすること”はしなくなりました。

弱くても、できなくても、それが“そのままの自分”。
それでいいんだ――と、ようやく自分に言ってあげられるようになったのです。

🌱弱さを受け入れることが、人生の本当の始まり。

外からの承認を求めてあがかなくても(不安や恐怖)

あなたなりの「働き方」と「生き方」が、必ずあります。

あなたは自分の人生物語のプロデューサーだ。

あたらしい人生は 「働けないなら、働かなくてもいいのでは?」

「本当は何を生きがいにして生きる?」「本当の人生を生きるとは?」

「自分らしい満たされた人生とは?」「あなたの信念って、本当」

自分が自分を満たすこと。信じてあげることは出来ていますか?

 

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