【ネガティブな生い立ち】

 

私の小さいころの両親はアルコールを飲んで暴れてケンカをする人たちでした。

 

父は飲まない時はまじめで優しい人だと思います。

けれど、仕事も営業でストレスが多く、

家庭もケンカばかりして休まらなかったために

私が見る父はいつも大変そうでした。

 

母は現実的な人で、

子供の気持ちが分からないところがありました。

こだわりがあって、

それに子供が合わないと厳しく干渉するところもありましたが

基本的に放置放任してしまう人でした。

 

【感情恐怖症】

 

私の両親がアルコールのせいで急に暴れ出した時に

私は感情恐怖症になってしまいました。

 

怒られるのが怖くて、

怖い思いをする前に、

相手に合わせすぎたり、

あやまり過ぎたり、

話が進まないように

ヘラヘラ笑ったりする

癖がついてしまいました

子供の頃のこの癖のために、

夫や友達や営業マンやお店の人に

合わせすぎて服従するようなことをしてしまい

自分の生きたいように生きられない

ようになってしまいました。

 

でも、「現実は、

私が生きたいように生きても、

だれも怒ったりしませんし、

私が服従しなくても、

何も怖いことは起こりません。」

 

私は、これから、相手を怖がらずに、

自分の生きたいように生きることを

実践したいと思います。

 

【嫌われる、拒絶される】

 

これも、アルコール中毒で

怒りまみれの父親の態度に

傷ついたことから、

自分は嫌われるに違いない、

拒絶されるという

思い込みを持っていました。

とても、セルフイメージが低くなり、

恥の自分を隠すようになってしまいました。

調子よく「いい自分」を演じられても、

直ぐに、反転して、嫌われると思い込んで、

人間関係を自分の方から避けたり切る癖を作りました。

 

そのため、人生が空しく

寂しいものになってしまいました。

自分から人を嫌いになるとか

訳の分からないトラブルを

起こしていたと思います。

 

でも、現実は、私は嫌われていないし、

逆に、私に興味を持ってもっと話したいとか、

また、会いたいとか思ってもらえていることを知りました。

 

だから、私はもっと人から愛されていいし、

人からの愛を受け取る自分になります。

ありがとうございます。

 

【支配と服従】

 

過干渉で支配的な母親や

前夫の影響が体にしみこんでいました。

自分も自分の子供にしていました。

でも、今は対等価値とか、

命の自分やいのち軸の世界が

あることがだんだん分かるようになりました。

 

そして、傷つけあわない平和な

人間関係の方が心地よいと分かっています。

 

【頑張り強迫】

 

子供のころ、頑張らないと、

親から怒られて、認めてもらえなかった。

 

そんな経験を繰り返しながら

成長して大人になってからも、

人生が努力と頑張りで

がむしゃらに生きるようになった。

 

私は厳しく自分を律して、

自己卑下や自己否定から

頑張りや努力をしないと

生きている価値」がないように

錯覚して生きてきた。

 

その終わりのない

(常に誰かの役に立っている)

頑張りと努力ばかりして、

いつまでたっても褒めてもらえない

欲求不満な自分が在り方になっていた。

 

それは、6歳のころから、

過去の親の一方的な

スパルタなしつけによって、

自分を厳しく律することが癖になり

嫌なことでもやらなければ 

存在までも承認してもらえないよう

受けた結果だと気づきました。

 

子供の私は「嫌なことを我慢して

頑張らなければならない」

脅迫的に思いこんでいたことが

セラピーで分かりました

 

でも、本当は私の住んでいる世界は

競争社会ではなかった。

社会はもっと優しくて

そんなに頑張らなくても 

普通に楽に生きていいことに

気づきをもらいました。

 

そして、社会を厳しく怖いところだという

信念を持つと、

その通りの現実を作ってしまうことも

経験してきて分かりました。

 

だから、自分はもっと周りを見渡して現実を見てから、

自分が、もっと穏やかで

温かい平和な世界の一員になるように、

もう一度、生き直したいと思っています。

 

 

【離婚は最高のご褒美】

 

最初の結婚は、自分のアイデンティティや本音を、

相手に明け渡して、服従する関係になってしまっていた。

服従すれば、いつか、認めてもらえる、報われる日が来ると信じていた。

でも、これ以上努力しても

相手には伝わらないこと、

死ぬまで理解してもらえない

どころか苦しみが悪化すると悟って、

離婚が頭を過った。

 

それから、離婚するまで3年くらいかかったけれど、

離婚して良かったと心から今でも思っている。

 

子供と別れることになったことは

確かに汚点だけれど、

本当の私は身軽になって

人生をやり直せたことを喜んでいる。

 

私の母親パーツさんだけが、

迷いを引きずったけれど、

それも、人生の中の10%くらいで、

ほとんどの私は

本当にやりたいことが

出来る幸せを味わうことが出来ました。

再婚したら、また、

やりたいことが出来なくなりましたが

介護や子育てから、もう一度、

やりたいことをする人生に戻れています。

 

若い時と違って、

若いカウンセラーさんの力を借りることで、

幸せになれています。

 

 

感謝を込めて