
『感情を癒す実践メソッド』花川ゆう子
エピソード
認知症の父の6度目の警察捜索依頼を提出して疲れ切ってしまった。
身体感覚
身体が緊張する
不安でそわそわする
胸が重い
じっと落ち着いていられない
感情プロセシング
「今感じている気持ちに、もう少し留まれますか?」
悲しい
「この気持ちにスペースをあげられますか」
深呼吸
「悲しいって、どんな感じがするのでしょう?」
胸が痛い
「その気持ちに意識を向けてみら、何が起こってきますか?」
涙があふれてきます
「ヴゥゥーーー」
解釈の書き替え
私のお父さんは「依存症なんだ」
「昔、子供だった私は、お母さんがもっと優しければ、もっといい妻ならば、もっと賢ければ、お父さんが暴れないにちがいないと思っていたけれど、真実は、お父さんの方が依存症で、何かのトリガーが引かれると、脱走したり、暴れたり、暴言暴力を働いていたんだ。そして、子供だった私は 両親の激しいケンカの目撃者になっていたんだ。暴れるお父さんのお世話をしないといけない(祖母の影響)うつのお母さんの心を修復しなければならない。弟や妹を守らなければならない。そう思って、役に立つ自分に成ることを必死で見つけて生き延びてきたんだ。本来の天真爛漫で好きなことをやりたい自分を無視して抑え込んで、「お前は何てひどい女なんだ。お前だって馬鹿なくせに偉そうに言うな」ってお父さんが言いそうなことを自分にも言続けて男尊女卑を地で生きて、自分を卑下し、こらしめて、本体の自分の意思も持たないように、気持ちも感じないように潜在意識に押し込めて生きてきて、大人になっても 同じように自分を罵倒して卑下しているんだ。だから、何をしても辛くなるんだ。」
お母さんへ
「お母さんを誤解してきてごめんね。お母さんはわがままだったり自己中心的だったり依存的だったんじゃなくて、本当は子供の私には分からなかったけれど、若いお母さんはとてつもなく大変で限界以上の苦労して大粒の涙を流していたことに、やっと気づけたよ。以前は、依存症のお父さんの言葉に惑わされて信じて、お母さんを嫌いになってしまってごめんね。お母さんも大変つらい思いしてきたね。普段の謙虚なお父さんと依存症になった時の暴力的なお父さんのギャップに苦しんだでしょうね。お母さんは、もう我慢しなくていいよ。もう頑張らなくていいよ。大人になった私がいるから安心しての。お父さんを癒し見送るからね。」
お父さんへ
「お父さんは、第二次世界大戦中に、炭鉱の町の8人兄弟の5番目として生まれ、弱肉強食の下剋上の社会環境がひどい中、社会にほんろうされ、孤児みたいにつっぱらなければ対抗できなかったり、依存症にならざる負えなかったよね。家庭を築くときには、高度経済成長期を駆け抜けて、家族や家や車を一つずつ手に入れることだけでもすっごく頑張っていきてきたんだよね。物質至上主義で生きてこざる負えなかったよね。ご苦労様。もうゆっくりしていいよ。もう何も手に入れたり守ったりしようとしなくてもいいよ。プライドも手放して楽になっていこう。」
子どもだった私へ
「さて、こどもの私はというと、若い親から生まれて、人一倍感受性が強くて、不安と心配に支配されやすくて、自分に集中できなくて、相手のことだけが気になってしまうようになっていって、なんとか親の役に立ちたくて、兄弟を慰めてあげたくて、自分を振り返ることが出来なくて、いい子の衣装を着て他人軸で今まで生きてきたんだね。
でも、本当はカウンセラーの南ユウタさんが言うように
真実は、子どもだった私の方が お世話が必要だったし、気持ちを慰めてもらって落ち着かせてもらう必要があったし、親からの愛を確かめる必要があったんだね。もらえるべきものがもらえなくて悔しいよね。よしよし。これからは、大人の私がいつもあなたの側に寄り添っているからね。」
お父さんが依存症で、お母さんが共依存者だったために自分達のことで精一杯で、こどもの私は独りぼっちで誰にも分かってもらえない感覚、怯えながら不安を隠すために心配ばかりして周りを世話を焼く防衛を使ってつらい悲しみを感じないように生き延びていたこどもだった。
それを、今回、心理カウンセラーさんの南ユウタさんに手伝ってもらって、自己受容出来た。
メタプロセシング
ポジティブ感情
変容に焦点を当てる
これから、私は縁のある 子供達や周りの人たちとつながりながら安心して、私らしく自己実現を叶える人生にシフトして、
人生を楽しみながら生きればいいんだ。(自己受容)
スッキリして、あたたかな気持ちになった。
肩の力が抜けて、胸が軽くなった。
自分の力を信じて幸せになってみようと思いました。
変容が統合されるまで何度もメタプロセシングを繰り返すことが大事
幸福感を育てる
これからは、お父さんみたいなツッパリタイプの依存症の人のお世話を焼くのではなくて、
私の心に関心を持って寄り添ってくれて、お互いに見守り合いながら、自己実現をしていけるパートナーと手をつなぎたいな~~
私がそういうパートナーとつながって、民泊とファミサポとACカウンセリングをしながら
第二の人生を、楽しく生きていけますように。