『恋愛依存症の心理分析』を今読み終わりました。
自分の両親が正に恋愛依存症と回避依存症のカップルでした。
私自身は両方あると思います。
相手によってパートが変わります。
今は恋愛依存症の部分がかなり多目の状態になっています。
そんな自分がどのように健康な恋愛が出来る体質に変わっていけるのか希望が持てる本でした。
客観的には面白かったけど、当事者としては苦しいし笑えない内容です。
けれど、私自身はこの本を読んでみて
自分の事を過去のこととして ちょっとコケティッシュな気持ちになりました。
もちろん、恋愛は怖くて、胸の痛むところもあるあるありつつです。
第1章は自分と他人との関係がごっちゃになって上手く機能しない関係の話で、その核には、見捨てられ不安と親密回避があるということを教えてくれました。
第2章は対人関係をスッキリ整理させて、かなり希望が持てる内容だったので、
自分のためにも要約してブログで紹介したいと思います。
対等な対人関係をもつには大人に成熟する必要がある
「アナタが〇〇〇〇したとき、私は△△△△と感じた。」と自己主張できるようになること。「アナタが〇〇〇〇〇すると、私は怒りを感じる。」
相手の現状を把握して、相手の本当の姿を見極める(観察する)自分の現況を見極め安定した心を保つことが出来ているか。
過去の虐待経験を探り、当時の自分が何を感じていたのか、大人になった今はどう感じているのかを知りストレスを修正する。文章にするとよい。
自尊心を持ち、境界線を設けて、自己承認と自己管理が出来、相手と自己をきちんと分かち合い、お互いに頼りつつ自分の欲求や要求を満たして、落ち着いて穏やかな人間同士の付き合いをする。
機能不全で自滅的な症状を治療する
歪んだ考えを正す
自尊心や境界線、自意識、自己管理力を養う
現実と向き合う。過去の古い関係を再演しない。
失った対人関係を嘆く
自分を育て直す。自分の要求や欲求を知り自己主張出来る、自分に愛情を注ぎ優しく扱える、恥ずかしがらずに自分の限界を認めてあげられる。
親や加害者を許す
自分の過った価値観を修正し、お互いの価値観を尊重し、自分の価値観を大切にする
健全な人間関係を作る方法
自我や自尊心を維持することが出来る最低ラインを双方が認識していて、双方がそれを守っている。
自分自身の個人的な成長に責任を持つ
「大人の自分」を維持する責任を持つ
それぞれの繰り返している問題の解決に取り組む
それぞれが適当な時間を作って相手と親密になりサポートする
それぞれにとっても豊かな人生を発展させる
「要求を諦める必要性」を認め、それぞれが交渉し、妥協を受け容れることが出来る
お互いに相違点があっても、相手と楽しく過ごすことが出来る
それぞれがシンプルに、直接パートナーとコミュニケーションがとれる
非現実的な期待を現実的な期待へ変える
自分が「居るべき場所」に達しているかどうか評価し続けるのではなくプロセスそのものがゴール
フィードバック
以前、私は還暦までに愛し愛される人間関係を築きたいと書いたけれど
もっと積極的に人間関係を練習したいなと思い直しています。
これってすごいこと。
3年前より、1年前より、半年前より、
私は自己理解がすすみ、不安や怖さが認識できるようになってきている。
体験からじゃないと変れないから
私は見捨てられていないし
私は嫌われていないし
私は親密な関係になっても捕って喰われたりしないのだ!!
私の所属の安心の欲求がある程度まで満たされますように
共依存者の私にとっては「人間関係の現実的な期待を身につけ、それを維持するために、ものの見方を再学習し修正する必要がある。カウンセラーのフィードバックを受けることが役に立つ。彼は正面から向き合ってくれます。」