アファメーション
あなたをいつも夢に見て
その瞳さえとても懐かしい
夢はまぼろしだというけれど
でも、分かるあなたこそ愛してくれる
あの夢と同じに
(眠れる森の美女)
眠れる森の美女
お母さんは母乳が出ずに泣いた。
お父さんは仕事中毒に犯された。
それも時代背景があった。
女は痩せている方が綺麗だ。
男は外で働く高度成長期だ。
二人の間に生まれた女の子は両親の愛に飢えた。
お習いごとをしても、留学しても結局満たされることはなかった。
大人になって女の子は大切な人と離婚した、生別した、死別した。
長年抑え込んだ寂しさは腐って毒となり身体中に回って
とうとう女の子は腐った毒で倒れてしまった。
身体はビリビリ小刻みに震え死んでいるわけではなかった。
ただ、胸の奥の方に心を閉ざして、心を凍り付かせてしまった。
心を閉じて喜怒哀楽を感じられたくなってしまった。
それは、まるで、寂しさを溶かす王子様を待ち望んで眠っている森の美女のように
じっと眠ったまま受け身でいる。
または、寂しさの世界の牢獄に入っている塔の上のラプンツェルのように
心を温める方法を探している
この世で寂しさとと闘う鉾と剣をを持ったセラピストに出会え、
そのチャンスを受け取れるように
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子どもには言えないけれど、私は2回とも本当に愛しての結婚じゃなかった。
相手の役に立てることで、居場所を見つける結婚だった❗
2回とも起業する彼の夢の為とか病気の彼を世話する為とか相手の役に立つことで自分の価値を確認するためだったり、身を投じた自己犠牲だった。
尽くしていれば、そのうち、いつか、死ぬまでには愛し愛されの幸せの関係で結ばれるようになっているだろうと愛は後回しになった楽観的考えだった。
しかし、居場所探し陰の部分から結婚したので陰ばかりが大きくなっていき愛情は与えられないまま破局した。
子供には恥ずかしくて言えないけど、今後の私は人の世話をするための結婚ではなく、ちゃんと愛し愛され合うお付き合いをしようと思う。
本当の素直さ、ピュアさとは何かを意識したい。
無自覚に愛をねだるのではなくて、自覚的に愛を実践しよう。
愛を回避してしまうなっとは思っていたけれど、まさか、愛を怖がっていたなんて全然気づかなかった。
そんな風に考えたことなかった。
だから、怖がっている自分に気が付かないまま、人から利用されることが結婚だと思っていたんだ。
これからは、本物の愛で人とつながりたい。
自分とつながり、他者とつながることで安心できる。
安心がこんなに大切ということさえ知らなかった。
自分が安心していないということすら、つまり、自分が不安を感じていることすら以前は知らなかった。無知だった。
無知だったころより気づいた分の辛さは多いけれど、乗り越えたあとの受容で受け入れたことで逆に幸せが増している。