ストレスとトラウマの違い

トラウマとは、メルマガ4日目はストレスとトラウマの違いについて考えてみたいと思います。

自分にトラウマがあると自覚できる人はどのくらいいるでしょうかね。なんとなく、そうかもしれないと思っていても確信が持てる人は少ないのではないでしょうか?

 

実は、子ども時代のトラウマは、子どもらしい欲求や願い事が叶えられなかっただけでもトラウマになるんです。

 

今のあなたは「このくらいのことで」大したことはないと思っているかも知れませんが、当時のまだ敏感で繊細な子どもだったあなたにとっては、とても大きなショックだったかも知れないのですね。

 

さらに、トラウマは傷ついた感情や願いが裏切られた悲しみを誰にも分かってもらえなかったり「よし、よし、」なんて癒してもらえなかったことで、体にしみこんで複雑にトラウマ化してしまうんですね。

 

そして、我慢を日常的にして(子どもですから)誰にも相談しないでいると次第にストレスを我慢していることにさえ気づけなくなってしまうモノなんです。

 

では、この辺で本題に参りましょう。

 

ストレスとトラウマの違いとは、ズバリ、


☆「ストレス」は原因となるストレッサーが無くなれば、元の健康な状態に戻りますが、「トラウマ」は状況が改善された後にも、体の中に残り続けているものです。☆

つまり、ストレス体験後の心の手当がなされず「体験が終わらないまま」になり未完了で残ってしまう場合はトラウマと言うことも出来ます。

もちろん、限度を超えるような体験も、心を変形したままに固まらせてしまいますのでトラウマに残る可能性が大きいです。

トラウマは、その時のその状態を体に冷凍保存(フリーズ)しているとも言えます。

 

普通のストレスならば、次第にその感覚感情は消化されたり、昇華(加工)されていくのですが、トラウマは当時の感覚感情がそのまま蘇るというわけです。

 

ですから、一度に溶け出すと、フラッシュバック、パニックという症状が起こります。

 

また、複雑性PTSDは、冷凍保存がいくつもあると言うことになります。

 

 お分かりいただけましたでしょうか?

 

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