誰もが骨盤は大事だと思ってはいると思うので、

今更な気もするのですが、

私は子供のころ骨盤の位置がどこにあるべきかということをきちんとわかっていませんでした。

 

私はバレエをやっていたわですがお尻を中に入れろと結構言われるのですが、

私の先生はタックインがだめだということは教えてくれなかった気がします。

 

なんでそんな話になったのかわかりませんが私の恥骨は相当前に出ていて、

友達のまたの部分がまっすぐというかなだらかに少しずつ後ろの方に向かって弧を描いているのに対して、

私は少し前にでていて、土手が高いねとその時いた人たちに言われましたが、

その時私はなぜ自分がそのような状態になっていたかわかっていませんでした。

 

アメリカにわたり受けたバレエのクラスで、

一人の先生は骨盤は水がたくさん入ったボウルだと思いなさい。

そしてその水をこぼしてはいけないと。

骨盤を前に倒したり後ろに倒すと水がこぼれてしまうから、

まっすぐ立ちなさいと。

 

他の先生はお股の部分に三角定規を張っていると思いなさいと。

そしてその頂点をまっすぐ降ろしなさいと言っていました。

 

さらに前掲するとき私は股関節から折れていなかったので、

腰が丸まりもちろん骨盤は前傾。

 

そうするとおなかにぜーんぜん力はいらないんですよね。

 

骨盤から屈折しているときは

私はタックイン癖があるので、ダックアウトするような感じにしています。

本来反り腰と言われて、よくないのですが、

例えばダウンワードドッグをするときは私は尾てい骨を頭の方というか斜め上に

引っ張られているように意識します。

そうするとめちゃくちゃハムストリングに聞くんですね。

 

骨盤の位置を正して

この場合前傾後傾だけではなく骨盤がアーチ(土踏まず)の上にあることも意識して

たっているだけで、腹筋を使います。

 

骨盤が後継していると、骨盤が引っかかって開脚もうまくできません。

 

この骨盤の位置を正しく持っていくというを知ったとき本当にいろんなことが合点がいきました。

 

私の上半身下半身バラバラ事件の原因のひとつでもあると思います。

 

つい昨日母が面白いクッションを買ってきました。

 

座ると自然に骨盤が持ち上がるような

後傾しにくい感じがあります。

母もそれで腰痛が楽になったと言いますが、

骨盤が後傾したり前傾すると必要以上に一部の筋肉だけが

頑張らなくてはいけないので、

無理が起こり痛みが発生しているのかと思います。

 

私はアメリカに置いたままなのですがバランスディスクを買って

クッション代わりにしていました。

あれも結構いいですよ。

 

 

バラバラ事件というのは何の話かというと私は

極端に言うと上半身と下半身がうまくリンクしていないように思います。

 

ダンスをするにもこれではうまく動けないんですね。

 

また上半身下半身をうまくリンクできないのはある程度の心の問題もあります。

 

呼吸がきっと浅くなって足先までうまく酸素もおくれない状態にあったと思います。

 

今でもバラバラ事件ではあるのですが、

だいぶつながりを意識できるようにはなってきました。

 

体の一部の筋肉だけ動かせる人がいますがあれはバラバラになっているのでは

体の筋肉や神経が一つにつながっているからこそできることだと思っています。

動かしたい筋肉に動かしていない筋肉が全集中でそこの筋肉が動くようにサポートしているのだと思います。

 

体に痛みが出る場合がありますが

足首をねん挫したから足首が痛いとかありますが、

生活習慣や姿勢などからくる痛みは大体原因が痛みの発生している場所が問題ではないことが

多いと思います。

 

私は体に違和感を感じたとき違和感のある部分にはできるだけ

触れないようにしています。

肩がこるーと肩を自分でマッサージすることはありますが、

一番離れたところからゆっくり。

 

腰回りの違和感は特に

お尻だったりおなかだったりほぐしたり、

私は膝の靭帯を伸ばしているので、

内ももの筋肉がはっていたりします。

 

何もしないでボーとして自分の体と向き合うのは本当に大事だと思います。

ヨガの屍のポーズっていうのでしたっけ?

簡単そうで難しく奥深いポーズだと思っています。

 

また、わたしはフェルデンクライスというアレクサンダーテクニ―クの姉妹のような

テクニークを熟知した友人がいて彼女のギニアピッグのようなことをやらせていただいたのですが、

彼女からも私は自分の体とよく向かい合っているほうだと言っていました。

ダンサーは自分の体をよく知っているからこそ、

本当の小さな感覚に気づかなかったり

他の筋肉がほかの筋肉を助けて気づかない場合もあると言われました。

 

前にちらっと話しましたが顎関節を緩めると全身の筋肉も余計な力が入りにくいというのは

このテクニークから学んだように思います。

 

そしてもちろん呼吸は体を一つにするのに助ける大事な要素です。

このご時世だからこそゆっくり深ーく呼吸をして、

自分の体と向き合い、

どんどん深く潜り込んで心と体が一つになるのを感じてみてください。

 

今日は悲しいニュースがありました。

 

大好きなビーチバレーの西村選手が五輪の選考会を兼ねた大会に出れなかったということですが、

私の根本的な性格は彼に本当に影響を受けていると思っていて、

ジャニーズが好きな多感な時期にリベロの彼に出会い、

その練習風景のスパイクを見て体中に本当に冗談抜きで電撃が走り、

ジャニーズ断ちして、西村選手ばかり追いかけていました。

今回のことは本当に残念ですが、

私は彼はいつか別の形で五輪に参加するのではないかと思っています。

 

さて、それでは本題ですが、

これから話すときは科学的根拠は全くなく、

自分の体験に基づいて話します。

 

私は学生のころ人生のほとんどダイエットをしていました。

かといって成功してたかというと謎です。

太っていたことはないのですが、

バレエダンサーとしては太っていたと思います。

また、筋肉の使い方もよくわかっていなかったことと、

もともと筋肉の付きやすい体だったので、

がたいのいい子でした。

 

歯を食いしばって呼吸もあまりせず必死でやっていたと思います。

 

それでも何とか体型維持し続けていた私は、

高校のころ、同級生を2度失いました。

一人目は学年が一緒というだけであまり接点もなく、

よく知らない子でしたが、ドラマの中のような出来事でした。

2回目は2年の時すごくみんなクラス仲が良く、

その時のクラスメイトが急に帰らぬ人となりました。

 

その時私は留学も決めて、学生最後のバレエ公演当時私はダンスもやめる予定だったので、

人生で最後であろうバレエの発表会のプリマが決まっていました。

けれど、友人を失ったとき、今まで学校生活は2の次で踊り続けていたので、

急にせっかく高校入ったのに何していたのだろう?

という思いに駆られ、バレエに身が入らなくなりました。

そして、食べる量も生活も何も変わっていなかったはずなのに、

私はなぜか太りました。

 

体重もその時は計らなくなっていたのですが、

異変に気付いた先生がクラスの途中でみんなの前で私に体重計に乗るように言いました。

嫌だなと思いつつ、乗った後自分でもびっくりしました。

人生最大限に太っていたのです❕❕❕

 

その後たぶん2週間くらいはバレエの先生とも冷戦状態だったと思います。

迫る発表会に向けて先生も必死で私のクラスをさらに増やそうとしますが、

私は貴重な時間をさらに取られている気がして、

反抗します。

 

そのあと、何がきっかけだったか覚えていませんが、

お教室で一番うまいというわけでもないし、

体型的にもバレエに向いていない私に、

最後だからとプリマという大役を用意してくれ、

自分でやると決めたのに、

途中放棄はあまりにも責任感がないと思い、

その日から私は心が入れ替わったようになります。

 

たまたま雑誌で見つけた、ダイエット法も体に合っていたようで、

私は約2か月で6kg半落とします。

このとき今までよりも食べていました。

実際レシピが用意されてあったので、

その通り作ると今までのお弁当に入りきらず、

お弁当1段だったものを2段に変えて、それもパンパンでした。

 

結局何が言いたいのかというと、

私はたまたま自分の体に合ったダイエットを見つけたということもありますが、

太ったことに関して説明がつきません。

 

私はずっとこれは心が病気だったから太ったのだと思っています。

自分の体が踊ることを拒否するのには太ることだと認識したのではないでしょうか?

 

ダイエットするときのメンタルというのは忍耐力もある程度必要かもしれませんが、

健康であることです。ポジティブでいられるメンタルが必要だと思います。

心が健康でないと体も健康にはならないと本当に思います。