41週0日で誘発剤入院中に自然に陣痛が来て、陣痛から6時間で出産しました。


今回は分娩室に移動後のお話ですm(_ _)m


陣痛室から分娩室までゾンビ状態でやっとのことで移動。

何時に分娩室に移動してきたか訳分からんくなってました。


分娩室移動後は陣痛の波が来たらとにかく、いきむ!いきむ!いきむ!いきむ!


赤ちゃんの胎動が弱く、タイムリミットがあったみたいで1度の波で3回以上いきんでいました。


帝王切開の可能性もあったため、喉が乾いても水飲めず、意識も遠のきそうになるけど、とにかく必死でした。

「自分はどうなっても良い。とにかく赤ちゃんを外に出してあげたい。」と思ったのは覚えています。


もう何度目か分からない位いきんだところで、沢山の先生が分娩室に集まってきて、吸引分娩することが確定。


素早く会陰切開されました。

バチンバチンと切られる痛みは、陣痛とは全く違う痛みなんですよキョロキョロ

自然と「あぃででっ」と声が出ました。


陣痛は「イヤー!いたいー!」と叫びたくなる痛さで。実際、何度か叫んでしまった……。

その時は「声出さないで深呼吸!」って勿論怒られました。


吸引分娩の準備中も何度もいきんでいきんで、いざ吸引分娩の時!

お腹を押す人とタイミングを合わせていきむことに!

ここだけは意識しっかり保って波が来たら「いきます!」と言って、いきみました!

間髪入れずにいきんだ4回目、ずるっと何か出た感じが!!!


「おめでとうございます!」


と助産師さんから言われ一瞬ホッとするも、赤ちゃんの声が聞こえません。


赤ちゃんは出た瞬間息をしておらず、直ぐに立ち会いの小児新生児科の先生達で蘇生措置をしていました。


3人の先生達による蘇生措置。

総合病院だからこそ出来たことだと思います。


分娩時には合わせて10名以上の先生、助産師さんが立ち会っていました。


一瞬の不安はありましたが、直ぐに「ふんぎゃぁ」と小さいながらも泣き声が聞こえました。

その後も呼吸が安定するまで3人がかりで処置が施されます。


私の方は私の方で、出血多量で輸血が必要かもしれない。という状態でした。最終的に975mlの出血で、あと25ml多ければ輸血でした驚き 


赤ちゃんを取り出してくれた先生はそのまま私の処置に取り掛かってくれていました。凄く端的に私の状態や処置を説明しながら行ってくれて、なんの不安も無かったです。


産科は私に、小児科は子どもに、というスムーズな連携が出来ており、改めて総合病院で出産して良かったと思いました。


子どもはそのままNICUへ入院となりました。


私はそのまま2時間、点滴をしながら分娩室で一人で待機。

とても静かで音一つ無いような感覚でした。


少しずつ、ようやく、無事に出産が終わったこと、娘を授かったこと、母になったことを実感しました。


自分の為にもこの分娩レポを残そうと書いていますが、書きながら色々な感情が流れて涙が溢れました。


本当に産まれてきてくれて良かった、生きていてくれて良かった、私の元に来てくれて有り難う、元気に産んであげられなくてごめんね………






総合病院での出産を推奨する訳ではありませんが、今回の出産の経験から、心の底から総合病院でお産して良かったと思っています。


これからご出産を控えている方、妊娠を希望される方、色々な情報がネットや周囲から伝わってくるかと思いますが、自分とお腹の子が安心出来る場所で是非ご出産されてください。


↑此方は産後2日目の夕食スプーンフォーク
和食のお祝い膳でした✨

お祝い膳が2回も出るなんておねがい飛び出すハート
銀鱈が美味しかったです❤️