テントまでの2kmのウォーキングで二人共。。車酔いは覚めてきていた。
。。。。。テントに到着
。。何か、安心する。 。。我が家
っていいね。
テントに袋を投げ込み、小屋からリヤカーを取って来て。。。いざ出発!!
。。。。。ウ~ン。。かなり行ったり来たりで面倒臭い。 だって、車から
リヤカーへソファーを載っけて。。またテントまで運んで~の、テント内
へ設置して~の、また戻ってあのオンボロに乗って店に戻って~の、
。。マウンテンバイクで帰って来るんだから。。。。![]()
。。。ウ~ン、今度はリヤカーにソファーを。。。どう載っけようか?
。。。「ヒロミちゃん!ソファーを縦に載っけるから横に付いて支えてて」。。。
「えっ。。縦に載っけるの~?」 俺は彼女に相槌を打ち 「う~ん、そのまま
横に載っけるのは無理っぽいね。。かなり、リヤカーからはみ出る」 。。リヤカー
っていっても二輪のデカイやつではなく、一輪の小型の農作業によく使う、あれ
である。
「うん、分った。。。。。。。いいよっ」 と定位置についている。 。。「よしっ!
行くよっ!!」 と車から両手で抱えて、リヤカーへ縦に置いた。
彼女が真剣に チョコン と立ってソファーを支えている。 ソファーは二人掛け
の小型のものなので、縦にしてもさほど高くはなかった。
。。。。こうして二人のソファーは。。動き始めた。 ![]()
「大丈夫だねっ、ヒロミちゃん?」 と額に少々汗を滲ませながら、声をかけた。
彼女も健康的でいい汗
をかきながら、ソファーを支えている。 「うん!!平気っ」
「皆。。。、こうやって運んでいるの?」 とあり得ない質問。 「ヒロミちゃん、こんな
風にしてリヤカーで山道を運んでる人って。。世界でも数える程ぐらいしか居ないと
思うよ」 。。ソファーをこんな苦労して運んでいる人なんて聴いた事がない。![]()
。。。。。。テントが見えてきた。 灯油を運ぶのとは訳が違った。。。「ゼェーゼェー」
言っている。 リヤカーをテント前で停めた。 「よ~~やく着いたね~!!」 。。。
「うん、私達のソファー。。。。疲れた~」 とさすがに疲れた表情のヒロミちゃん。。。
。。。。しかし溢れんばかりの安堵の笑顔がそこにはあった。![]()
「さっ、中に入れるか。。。ヒロミちゃんは、そっちの後ろの方を持って」。。。実は
俺も、安心感・安堵感で自然に笑顔が零れていた。
「こっちでいいの?」。。。俺が相槌を打つ。 彼女はニッコリ笑って、また ちょこん
と立っている。。。。。「せーのっ!!」 ソファーを運び出し。。テントの一番奥の正面
に設置した。。。ぎりぎり納まっている感じ。 。。冬場は大型石油ストーブを設置する
場所で。。。小屋とテントの衣替えが必要だな。。。
。。。初めての共同作業が。。無事、終了した。。![]()
「ねーねー、記念写真撮ろうよ~」 と彼女が腕にてを回し揺さぶってくる。 。。胸が
触れてドキドキ
した。。。。いつも以上に。。接近している。
小屋から愛用の一眼レフと三脚を持ってくると。。。既に彼女がソファーの右側を
空けて、畏まっていた。 。。。彼女の視線が俺に注がれ心地良かった。
セッティングし終わり、ソファーへ向かう。 彼女が 「早く、早く~」 と手招きをして
いる。。。。それに導かれる様に、いそいそと彼女の右側に納まる。 。。。記念写真。。![]()
何年振りだろう。。
彼女が俺の腕に手を回し、俺の肩に頬をくっつけている。。。思わず、斜め左下に
視線を合わせてしまった。。。。幸せだ。。。。。。
「カシャッ」 「やべーっ!!」 視線をカメラ目線に戻した。 。。「カシャ、カシャ、
カシャ、カシャッ。。」 連写だった。。。無事、撮影会も終了した。
。。。「やっぱり~。。いいよね~。。。。。これっ」 とソファーに指で文字を書き始めた。
。。と思えば。。ソファーに横になり目を瞑り出した。。。![]()
。。。誘っている。。。。。かも、。。。。でも。。ダメっだ!! 「ヒロミちゃん!!起きて~
、車返してマウンテンバイク取りに行かないと!!」 ![]()
彼女は 「あっ、忘れてたっ!!」と飛び起きた。 。。。。いい雰囲気になり始めてたのに
。。思い出しちゃった。。。俺。 ![]()
腕時計を見て 「やべっ、。。。。お店閉まっちゃうよ!!」とお互いに声を揃えたのだった。![]()
次回、いよいよ。。。花火大会だっ
二人の想いは。。。。。。。 つづく