さきだです。

広島は78年目の8月6日を
迎えました。

今年はG7サミットもあり
世界に広島が届いた年かなとも
思います。

が、広島の原爆がなぜ落とされたのか
なぜ広島が選ばれたのか
広島に原爆を落とすまでの日本は
どんな国だったのか

これは学ばない。

原爆が落ちた後に広島市民が
受けた差別も。
戦争によるPTSDで苦しんだ人や
佐々木禎子さんは知ってる方多いけれど
禎子さんのように病院にもいけず
学校の保健室でなくなった子どもの事も
あまり聞かない。

私は戦争を知らない。
両親は戦中生まれだけど
小さかったのでおぼろの記憶だ
けれども戦争の事は色々知っている
なぜかというと私の祖父から
聞いているから

祖父はラバウルの飛行場の建設に

携わっていた。

攻撃の前に日本に帰ってきたので

直接戦争には出てないが

一歩遅ければ危なかったと聞いてます。


戦後は行商人だった祖父は広島から来たと
行ったら差別されるから、原爆にあっていても原爆手帳は取ってない。
そして苦労して、今の土地と
家を手に入れた。

父は祖父から後を頼むと頼まれたから
今の家と土地は守らんとと決めている。

跡取りの私には、あんたの自由にしていいと言ってくれてるけど、私も両親の苦労を
見てるから守るために出来る事は
やろうと思っています。

時代はどんどん変わる
それを理由に国の、町の
自分の家の歴史を知らなくても
いいのだろうか?

いや、私のルーツだ

お釈迦様は悟られた事を
後世の私達に残してくださった。

それは、お釈迦様がずーっと生きては
伝えたのではなく、お釈迦様の意志を
継いでくださる方々がいらっしゃったから
残してあるってなんて

有難いのだろうか!



私も家の事、町の事、国の事

そして仏の智慧を
しっかり伝えていきたい


原爆の日にふと思い
自分への備忘録として
書きました。