話には聞いていたが実際会ってみると
既に病気の顔をしていた
先日、15歳の時からの男友達から
色々迷惑かけてごめん
とLINEが来たので即効タクシー飛ばした
顔見た瞬間、もう手遅れなんだなと思った
アルコール依存症
やめられないみたいだった
ならば、今生の別れも辞さない
今夜は飲もう!
と4時間くらい飲んだ
蚊もいない、季節外れのあたたかさのある夜
グビグビ飲みながら、笑っている彼の顔
いいじゃないか、アル中だって
子供たちに背中を見せられなくてもいいじゃない
仕事できなくてもいいじゃない
度数の高い酒をストレートで飲んでもいい
いつか人は死ぬんだから
どんな死に方してもいいじゃないか
アル中で苦しんで、家族に迷惑かけて
早死してもいいじゃない
依存症というのはそうゆうものなのだろう
誰かが今の、彼なりに苦しみ、悩んでる姿を
肯定しないと彼はもっと苦しむ
仕方ないんだよ
アタシだって
パーソナリティ障害を治せ言われても治んないし
躁をどうにかしろと言われても
どうにもならないし
世の中にはどうにもならないことがたくさんある
壁にぶち当たってるのに
壁を乗り越えろなんて言ってはいけないのだよ