今日は主治医の診察。下調べした上で早速、自己愛性人格障害に関して相談した。

自分にある万能感、自分は特別である感、他人(特に男性)に対して操作的、馬鹿にされると尋常ではない怒り、共感性がない、根拠のない自信等々。
主治医にかかって11年。先生はアタシに自己愛があるところを感じたことはあるか聞いてみた。

今も含め、過去にも何度か自己愛が見え隠れしているとは思ったことはある。今はボーダーの症状が落ち着いて、自己愛の症状が表立ってきていると思う。
ボーダーの部分と自己愛の部分とそうでない部分が共存していると思う。その分、とても繊細で傷付きやすい。

そっか。
納得というか、自己愛性人格障害も併発してるんだと感じた。
アタシは心理療法で最後の最後まで隠したかった部分が自己愛だったのだと思う。心理療法の先生にも話せない自分だけの領域。誰も足を踏み入れて欲しくない、つまりアタシがそんな万能な人間でもないし、特別ではないと言われるのが絶対に絶対にイヤだったし、今でもそれは有り得ない。
今だってアタシは特殊であり特別だという気持ちは変わらない。根拠なんてない。でもそう思うことで自分を保っている。そう思わないと自分が真っ二つに割れてしまいそうだ。
実際、自分に自己愛性人格障害が共存していると思っただけで、自分がより特別だと感じてしまうし、より自分が一般から、外界から離れた、選りすぐりの人間だと思ってしまうくらいだ。

狂ってるよな。マジ。
だからこそ、自分のことは自分で愛さずにはいられない。自分以外、自分に理解出来るひとはいないと強く思うから。
アタシを知るひとに悟られてはいけない。あくまでアタシは我慢強く、ひとに対して優しく、常に笑顔でいなければならない。完璧な演技をして当たり障りのないいいひとを装わなければならない。

本当の自分なんて、自分が愛せばいい。どんな大欠陥人間でも。自分以外に愛されるなんて、演技をしている自分を愛してるにしかない。

44歳にもなれば処世術などいくらでもある。アタシの処世術は如何に謙虚で慈悲深く、ひとを大事にしているかを見せることだ。
本当はなんとも思っちゃいない。だってひとは信じるに値しない。自分を利用しようと手ぐすねを引いて待ってるだけだ。
ひとは優しさに弱い。優しくすればする程、自分を頼りにしてくる。そこにアタシの存在意義がある。深入りせず、いいとこ取りしたってアタシは自分が満たされるなら何でもやってきた。

マジで狂ってる。
それは知ってる。
でもどんなことをされても、アタシはひとを信用しない。