なんてことはない。季節の変わり目は調子が必ず悪くなる。太陽光の春めいた感じがするだけで調子が狂う。もう10年以上繰り返している「春イライラ」。自分に何か新しいことが起こるワケでもないのに構えてしまい、イライラが止まらないこの時期。リボトリールが手放せない。
ちなみにリボトリールは元々、抗てんかん薬なのだが、攻撃的なイライラにはよく効く。主治医にも尖ったようなイライラの時に飲んでくださいと言われていて実際、最近は服用回数が増えている。

アタシは特に午前中の調子が悪い。朝食後からひどく落ち着かず、ついついタバコに手が伸びる。肺が悪くなろうが、んなことはお構い無く、自分が如何にゆっくり出来るかだけに集中。

先日、バーでのお友達(内心はあまり友達とは思ってないが)に行ったことがなく、行ってみたいと思っていたバーに連れていってもらった。想像以上に居心地も良く、もちろんホテルバーなので明朗会計。立地も良いし、バーテンダーの腕もいい。お値段からいえば、ホテルニューオータニより全然気楽に払える額。夜のひとりぼっちの時間を潰すには合格点。引きこもりにならずに済みそうだ。

何より自分が飲みたい量を自分で調整出来る有り難さ。え?それ普通じゃないかって?それが出来なかったから前のバーから引き上げたというのも理由のひとつだ。バーで飲んで酔うことがさも迷惑という目に耐えられなかった。おかしな話なんだけど、心が見えてしまうのだから仕方ない。

リボトリールが効いてきた。ぼんやり。
精神疾患はお薬を効かせて逃げるが勝ち。以前、アタシも減薬を試みたこともあったが、物事がくっきりはっきり見え過ぎて余計に具合が悪くなったのですぐ元に戻した。夜はパキシルやヒルナミンなど16錠の薬を飲み、朝はパキシル2。あとは頓服でリボトリールやヒルナミンを飲む。これくらいでやっと普通に見えるレベルだ。ダメダメで結構!もう今更(笑)