帰国から一年経過を機に、UC Berkeley留学を備忘のために記します。


まずはメインポイントファースト。
イノベーションの聖地で一年過ごして学び、気づき、感銘を受けたことを数点。

青臭くあれ、ドリーミーであれ
ピッチ、ネットワーキングのイベントであった多くのビジネスパーソン、起業家達は所謂しがない「サラリーマン」ではなく、本気で青臭く世の中の問題を解決しようとしたり、夢を追ったりしてました。
8年前、就活や内定期間中に抱いていた夢や野望を思い出し、熱くしてくれる一年でした。

人間臭くあれ、泥臭くあれ
シリコンバレーやMBA、イノベーション、、、どこか華麗でかっこよく、スマートな響きだと思います。
正直自分もかっこ良さには惹かれてました。
しかし、実際はここでのイノベーションもビジネスも、根底には膨大で細かく地味な挑戦・失敗・再挑戦の積み重ねがあり、ウェットな人間関係・信頼関係の積み重ねがあることがわかりました。
前者に関してはアジャイル方式で驚異的スピードでトライ&エラーを回していることが勉強になり、
後者に関してはヒト対ヒトで信頼されないと、相手にもしてもらえないんだということを様々な先輩方から伺いました。日本からの期間限定・「サラリーマン」駐在員が当地で通用しないのも、このウェットな部分に原因があるんだろうと考える次第です。

働け、捧げよ
当地に赴くまでは、米国流の働き方というのは自由に出社し、夕方にはラッシュ前に帰る、ものだと思ってました。が、実際は働く人、上昇志向がある人は劇的に働いていました。サンフランシスコ市内には、数年前に話題になった広告代理店も真っ青の不夜城が沢山あり、考えが変わりました。
チーム・メイウェザーの掛け声である「Hardwork, Dedicate」を体現しているアメリカ人はいっぱいいるなーと。
当然雇用・給与の形態・契約が全然違うので単純比較はできませんが、働きかた改革は多分に思想を持って実行しないと、変な方向にいきそうだなぁと感じました。

それでは念のため、留学での学習内容も最後に記しときます。

バークレーでは、
Business Administration(BA)
Project Management(PM)
の2コースで集中的に学び、
最後の4ヶ月は現地のコンサル会社でインターンをさせていただき修了となりました。

BAに関してはYBSに通った甲斐あり、勉強量は多いもののしっかりこなせたかと。
PMは企画、目的の明確化、タスクの細分化から順序づけ、工程管理、分析などなどの一連の方法と併せて、アジャイルというシリコンバレーで盛んに使われて最近の手法を学べました。
個人的には変化の早い21世紀にはアジャイルこそ求められるのではないかと思った次第です。

最後はインターンで終了。
現地の会社では、レポート作成・日本語化がおもな仕事となりました。
ネットワークイベントにひたすら行けて、前述の学び、気づきを得られたのは非常に良かったです。
ただ超零細企業でしたので、いわゆる米国企業のプロセスの進め方やミーティング手法を体験できなかったのが残念ではあったなぁと。
まぁ満点のインターン先などないでしょうから、
割り切って修了しました。

まだ当ブログで書ききれていない現地トレンドなどは別途気が向いたら追加していきます。
帰国一年経過しており、既に古くなっているとは思いますが。。。
どーもたかすけです。
なんとなく5ヶ月もブログを放置しておりました。
その間、UCバークレーでの留学も着々と進んでおりますが、一先ずYBSシリーズを完結させたいと思います。

もう半年以上も前のことですが、書き上げた修士論文を元に、プロジェクト報告会にて発表を行いました。
事前にかなり指導教員の先生御二人・クラスメイトと議論し、練り上げているので発表自体はセレモニー的ですが、
なんとかそれなりに満足できる発表ができました。
これが卒業審査となりました。
因みにこの際の質疑応答で教授の方から推奨された戦略本を現在英語版で読んでいます。

そして後日卒業証書受け取り、偶然恩師と遭遇し記念写真。本当によく飲みました。大変お世話になりました。

さて、本シリーズのまとめとなりますが、
個人的に感じた主観混じりのYBSメリット・デメリットを纏めておきます。

【メリット】
超少人数制の濃密さ
YBS最大の魅力はこれです。クラスメイトとも、指導教員・教授陣とも距離が近い。
そのため濃密に研究・飲みニケーションが出来、
質の高い勉強と情報収集・人脈形成ができたと思います。
社会人となり、会社の外で腹を割って熱く話せる人脈は、本当に重要だと思います。
恩師、戦友とも言えるクラスメイトとのこの縁は、今後も大事にしたい思います。

リーズナブルな学費
国立大ならではの二年間約130万という学費は、
MBAを志す社会人であればなんとかなるレベルだと思います。
教育給付金もあります。
この人数にこの学費で、この内容の濃さ、
払っているよりも得るものが多いはずです。

・YBSならではの達成感
上記の通り、超少人数制での濃密な二年間です。
適当な研究は許されず、仕事との両立は本当に大変で、覚悟がいります。
私も2016年末は心身共に疲弊しました。
その分、二年間を修了したときの達成感は、
他の社会人MBAコースと比較しても、
大きいと思います。
(改めて、かなり主観入っておりますが)

【デメリット】
・大多数のネットワーキング向きではない
これは少人数制のため、仕方ないですね。
MBAに求めるものは人それぞれだと思います。
無差別ネットワーキングをご志向の方は、
是非違うスクールに通うことをお勧めします。

・アントレプレナー向け授業が少ない(?)
これはUCバークレーに来て、HAASの方と話したりして、感じたことです。
起業家関係の実践的なことよりも、
経営学全般の理論を学ぶカリキュラムになっているとおもいます。
とはいえ、組織変革・マーケティングマネジメントなど、起業家に通じる思考を学ぶ授業はあり、
結局は学習後の自分次第かと。

・アクセス(土曜限定)
これは横国全般に言えることですが、、、
やはり駅から遠く前期終盤の炎天下通学はしんどいですね。
その分みなとみらいキャンパスは眺めも良くデメリットが相殺されますが。

以上、二年間在学して感じた、かなり主観の入った纏めでした。

最後に、これは修論謝辞にも書いたことですが、YBSの恩師、先生、関係者の皆さん、クラスメイト・同級生の皆さんへの感謝、
二年間のわがままを許してくれた妻・家族への感謝には尽きません。
知識だけでなく、
死力を尽くして努力することの大切さ、
周りの人に助けてもらうことの大切さ、
家族の大切さ、
色々と学ばせてもらいました。

この恩返しは、学んだことを生かし、
公私ともにバリバリと充実させ、活躍することだと思っています。

残り僅かの留学、今後の長い長い人生の糧とし、
益々精進してまいります。

以上

どーもたかすけです。

今回で最終回の予定でしたが、

YBSを振り返る上で3点ほど、追記すべきことを思い出しました。

そのため、自身の科目受講・研究からは少し逸れますが、

番外編として追加させていただきます。

 

【飲み】

一番脇道に逸れますが、一番書きたいことです。

YBSは超少人数生のため、学生間・学生教授間の距離が、

いい意味で近いです。

そのため、自然と飲みが頻発します。

公式なものは、半期で受講授業数+3(演習打ち上げなど)程度でした。

加えて、非公式に授業後に飲みに行ったりもします。

 

そのため、良心的な学費ですが、+αの出費はかなりのものです。

中古が大量にある教科書・参考書類よりも、

よっぽど交際費が多かったです。。。苦笑

 

ですが、その分学生間で夢を語ったり、情報交換を密に行ったりでき、

出費以上のリターンはありました。

日本のMBAらしく、飲みを通じた人脈は、

かなり強固なものが構築できると思います。

 

おそらく二年間で5回くらいは通ったかと。


【トップセミナー】

これは各業界のトップ(経営者層中心)を呼び、

講演+質疑応答を行う機械です。

YBS現役・卒業生と横国生のみを対象にするセミナーでした。

 

日本での講演会にありがちですが、

あまり質問が出ない、もしくはM2ばかり質問する、

というのが通例だったらしいですが、

我々YBS13期生はこの旧弊に革命を起こしました。

 

とにかく前列に陣取り熱心に聞きたくさん質問をする。

これは講演者の方への礼儀だと思いますし、

そうすることでより多くのことを吸収できます。

人前で質問する訓練にもなります。

非常に良い機会でした。

このおかげでYBS13期生は将来に渡って語り継がれるはずです。

(自画自賛申し訳ありませんが、胸をはっていえます。)

 

【海外研修】

YBSには二つの海外研修がありました。

いずれも特殊講義として単位が認められます。

 

①上海研修(華東師範大学)

私はこの研修を受講しました。

期間は一週間で、華東師範大学というそれなりに優秀な大学で、

中国でのビジネス・そのトレンド、中国経済・歴史・文化等を学びます。

半分くらいは、現場見学ということで、

現地日経企業の工場や、欧州系自動車合弁企業の工場を見学しました。

(参加費用:渡航費・生活費+α…かなり記憶が曖昧です)

 

②ジョイントMBAプログラム

場所は年によって違うみたいですが、

各国のMBA受講者が集い、ワークショップ的に議論するみたいです。

(参加費用:渡航費・生活費+30〜50万程度?)

 

どちらも平日開催のため、結構負担になります。

私は3日ほど休暇をもらっての参加でした。

また、②は経済的負担も大きいので、

慎重に検討した結果不参加としました。

前々回で書いた通り、選択と集中です。

 

M1の9月に一週間ほど滞在。座学と言うよりは中国のビジネス・勢いを肌で感じることに重きのある研修でした。


以上、YBSを語る上で、

欠かすことのできない三つを書かせていただきました。

次回は今度こそ最終回。

ようやくタイトル通り、YBS卒業について書きます。