【第4回】LED化する際の注意点!「直管型LED」って本当に大丈夫? | 隆電設工業株式会社のブログ

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💡 直管型LEDって何?

「LEDに交換したいけど、照明器具ごと変えないといけないの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、蛍光灯の器具をそのまま使って直管型LEDに交換できる方法もあります。

しかし、注意点を知らずに交換するとトラブルの原因になることも!
今回は、直管型LEDの種類や注意点について詳しく解説します。

 

🔍 直管型LEDの種類

直管型LEDには、大きく3つのタイプがあります。

 

① グロー式・ラピッド式・インバーター式対応(工事不要タイプ)

✅ 特徴

  • 既存の蛍光灯器具をそのまま使用できる
  • 工事不要で簡単に交換できる

⚠ 注意点

  • 安定器(バラスト)の劣化による故障リスク
  • 消費電力が削減しきれない(安定器が電力を消費するため)
  • 器具の寿命次第で早めに交換が必要になる可能性も!
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② バイパス工事タイプ(工事必要)

✅ 特徴

  • 安定器を取り外し、直流電源に接続するため、最大限の省エネが可能
  • 安定器による故障リスクがなく、長期的にコスト削減できる

⚠ 注意点

  • 工事が必要(施工費がかかる)
  • 工事ができない器具もあるため、事前に確認が必要
  •  

③ 器具一体型LED(新しい器具ごと交換)

✅ 特徴

  • 最も効率的かつ安全なLED化の方法
  • 安定器を使用しないため、消費電力を最大限削減可能
  • 器具ごとLEDに最適化されているため、長寿命・高効率

⚠ 注意点

  • 初期費用がかかる(ただし、補助金が使える場合あり!)

 

 

💡 直管型LEDを選ぶ際のポイント

✔ 安定器の寿命を考慮し、工事不要タイプでも交換時期に注意!
✔ 省エネ効果を最大限活かしたいなら「バイパス工事タイプ」がおすすめ!
✔ 長期的なコスト削減を考えるなら「器具一体型LED」が最も効率的!

 

直管型LEDは手軽に導入できますが、器具の寿命や交換時のリスクを考慮すると、器具ごとの交換が最適な場合もあります。

次回は、「LED導入をお得にする補助金情報」について詳しく解説します!

 

 

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