義母の遺してくれた「漢方健康料理」(雄渾社)を参考に、
夏の季節にふさわしい
拌菠蘿土豆丁(パイナップルとじゃがいものあえもの)を作りました。
材料はパイナップル、じゃがいも、きゅうりです。
パイナップルを1センチ角くらいに切って、お皿に並べ、
その上にパイナップルに合わせた大きさで切って、
塩をふり水をきったきゅうり、
同じくらいの大きさに切ってレンチンし、
マジックソルトをふりかけたじゃがいもをのせていきます。
パイナップル(甘微酸平/胃腎)解暑、止渇、益気、消食、解酒、通便
きゅうり(甘寒/胃小腸)清熱、生津、止渇、利水、解毒
じゃがいも(甘平/胃大腸)益気、健脾、和胃、調中
パイナップルは熱感や口の渇きを癒し、
しゃがいもとともに胃の消化機能を促進する働きもあります。
利水作用のあるきゅうりと組み合わせ、
口が渇く、身体が熱っぽくていらいらする時、
お小水の量が少ない時に、
夏に取り入れたい一品です。
解暑、清暑、袪暑といって、
暑邪がもたらす熱感や口の渇きなどを緩和する食材には、
果物が多くて、薬膳料理を組み立てるのは、
なかなか難しいと話していたら、
娘婿がフルーツカットをして、たくさんの写真を送ってくれました。
ありがとうございます!
メロン。
食味食性/甘寒、帰経/心胃、
清熱、解暑、除煩、止渇、利水に作用します。