来週の日曜日に、中小企業診断士の模擬試験の財務講座を担当するので、その内容を現在作成中である。

まさに、講座デビューである。zoom で実施して、午前と午後の部で同じ内容を話すことになっている。

時間が3時間と短いので、すべての問題を説明する時間はなく、かつ、そもそも財務会計は計算問題も多く、解き方そもそもは解答解説を読めばわかるはずなので、基本的な考え方や解く時の注意点などを話す予定である。

まずは、財務会計の定番、経営分析。この経営分析の問題だけは、毎年必ず出題される。

6、7年くらい前には、配点が40点もあり、問題点を3つ上げ、財務指標、数値、内容を60字以内、で記述する問題であった。

なので、この経営分析を制するものが財務会計を制する、という都市伝説があった。

が、しかし、その経営分析問題の配点が30点以下になり、かつ、40字以内とか、3つまとめて60字や40字、など、文字数も配点も減少してきた。

かつ、5、6年前からは、各事例の得点を開示請求で分かるようになった。

によって、財務会計事例で90点とかの信じられない高得点を取ることが可能なことが実証され、財務会計の解答戦術が変わったと思う。

つまり、必ず出題される経営分析は出来るだけ正確に、かつ、早く解答すべきである。

そして、残りの計算問題や記述問題の時間を確保して、高得点を目指すべきである。

自分は実際には、経営分析で少し間違えたが、トータル77点で生産事例の落ち込みをカバー出来た経験からも言えると思う。

財務会計の最大の難しさは、3つの事例を解答して疲労困憊の中、電卓をバチバチ打ちながら、計算問題を解かないといけないことである。

だから、計算に時間がかかりそうな問題は、飛ばせ、という指導が都市伝説のように結構まかり通っている。

しかし、組織人事、マーケティング、生産、の3事例をすべて60点以上取ることは、結構ハードルが高い。

どれかで、50点ちょっとに落ち込む可能性は結構高いと思う。だから財務会計の計算問題もクリアするための戦術と訓練が必要だと確信している。

実際に、合格者で最も多いパターンは、3事例で足らない点数を財務会計で補う受験生だと聞いたことがある。たぶん、間違っていないと思う。

まずは、ここまで。
また、明日、書こう。

最後に一人さんの天国言葉
愛してます
ついてる
うれしい
楽しい
感謝してます
幸せ
ありがとう
許します