このレイアウトでタービンを設置し、その周辺を完成させ、ターボassemblyが完成したわけですが、どうも排気ポートからタービンインレットまでの抵抗が大きそうです。

そこでレイアウトを変えてみました。


これは場所決めの写真ですが、このあと溶接などしてここに設置しました。


両方ともmaxブースト圧は0.3(単位省略)でしたが、どうも後者の方が好感覚でした。

しかしタービンの縦置きなど普通しないので、排気側にオイルが落ちて大量の白煙を吹いてしまいました。


オイルラインにおいては一般的にタービンへのオイル供給側にポンプを設置し、油圧を掛けてオイルをタービンへ圧送しますが、オイル排出側は無圧で、オイルは自由落下しタンクへ戻ります。

タービン縦置きの場合、オイル排出側の無圧がいけないのだと推察しました。仮にここが負圧であれば、供給されたオイルは排気側に垂れることなく然るべきところから排出されると考えられます。排出側の負圧によって強制的にタービン内のオイルの経路を決めてしまえるのではないかという考えです。

そこでふたつめのポンプを買いました。


このポンプの吸い上げ側をタービンのオイル排出口に接続します。


これでも白煙が出るようなら横置きで何とかしなければなりませんが、そうなると排気ポートからタービンへのパイプは曲げなければなりませんし、何より縦置きの場合より長くなります。


縦置きはパイピングとしては理想的です。排気ポート、直タービンです。このタービンの元適合車種であるダイハツソニカを見てみると、エキゾーストマニホールドから直でタービンに繋がっていました。つまり、メーカーでも排気ポートからタービンへの距離は短く設計してあるということです。どうにか縦置きでモノにしたいところです。