上野公園にある国立西洋美術館常設展示室で開催中の「もうひとつの19世紀―ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」を観ました。
イギリスもフランスも15世紀から王立の美術アカデミーがあり、国内で最高の権威を持つ学校でます。
しかし、19世紀後半にその威力が衰退し、アカデミズムが通じなくなる。
しかし古くからの伝統を遵守しながら近代に立ち向かった、イギリスとフランスの2名の画家に焦点を当て、印象派やラファエル前派とは別のもうひとつの19世紀絵画を展示しています。
そのとおりに中世期の画風で当時を映しています。
社交界に居そうな人たちの日常を描いています。
「学校でムチャクチャ鍛えられたのだろうな」と思ってしまうほど、グッときた展覧会でしたよ!
