SOMPO美術館にて山下清展を観ました。
幼少期から49才で亡くなるまでの作品のほぼ全てが展示されています。
私には芦屋雁之助氏からのイメージが強すぎるのですが、実際は現地でスケッチ等を一切せず、帰った後に全ての記憶を思い出して作品を制作します。
正確な記憶力に基づいた緻密な貼り絵は、観ている人の中にある懐かしさを引き出して、グッと来させていました。
これがすごかった!
この美術館はゴッホ「ひまわり」で有名です。
どんな展覧会を開催しても、会の最後の展示は「ひまわり」です。
よって展覧会がショボいと「ひまわり」で全部持って行かれてしまい、「なんだったんだ?今までは!」と思わせます。
しかし日本のゴッホと言われた山下清氏です。
逆に「ひまわり」がショボいと思わせてしまいました。
それほど素晴らしい展覧会でしたよ!