第4回HDP(ホシノドリームズプロジェクト)アワードに参加してきました。
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【補足】
HDP(ホシノドリームズプロジェクト)は、東北楽天ゴールデンイーグルス監督の星野仙一氏が立ち上げた「本気の若者を、本気で応援するプロジェクト」で、
日本国内でマイナーなスポーツの環境支援、米国インターンシップ、スポーツ道具支援、スポーツボランティアなどスポーツを通じて積極的な若者支援活動を行っているプロジェクトです。
http://hoshinodreams.com/

初の日本一になった星野監督と1年ぶりの再会。
星野監督は、聴覚障害者の自分に対しては、自分に話しかけているということがわかるように、指を差してからジェスチャーを交えて話しかけてくださり、最後には、握りこぶしをグッと「がんばれよ!」と、にっこり笑顔で応援の言葉を。
星野監督の温かい心遣いがとても嬉しかったです。

日本シリーズ、日本シリーズでの田中選手の連投、田中選手のメジャー挑戦、自身のこと、楽天がまだ弱かった頃のこと等、様々な熱い話が聞けてとても興奮しました!星野監督、改めて日本一おめでとうございます!

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日本国内では、パラリンピックの知名度94%に対し、デフリンピックの知名度は2.8%でほとんど知られていません。障害者スポーツの中でもマイナーということで競技環境が非常に厳しい中、
日本で最も人気のあるスポーツ・プロ野球、それも日本一の監督である星野仙一氏、HDP、そしてHDPのスポンサー企業様にご支援頂けるというのは本当に有難いことだと思っています。

1年前の第3回HDPアワードで、
トロント世界ろう者陸上競技選手権大会の銅メダル獲得の報告をし、皆様に「ソフィア デフリンピックでもメダル獲得を!頑張れ、高田!」と応援して頂きました。そして、昨年7月にブルガリア・ソフィアで開催されたデフリンピックに、世界選手権メダリストとして出場しました。
世界選手権と他国選手の顔ぶれはほとんど同じにも関わらず、また自分自身も記録を伸ばしてきたにも関わらず、メダル獲得を達成することができませんでした。
2種目入賞を達成したものの、改めて「オリンピック」という名称の使用が許可されている大会「デフリンピック」で勝つこと、メダルを獲得することの難しさを痛感させられました。

3年後の2017年、トルコ・アンカラで開催予定の「デフリンピック」でメダリストになるという目標・夢を達成するために、自分自身が強くなりすぎるくらいに、強くならないといけないと思っています。年齢的にもおそらくラストチャンス。やったるばい!

写真はスケルトンの近藤くん。
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近藤くんとは第2回HDPアワード以来、3年ぶりの再会。
近藤選手の活躍、頑張っている様子をFacebookを通じて、いつもみてきていましたが、ソチオリンピック出場という夢は叶わず、これで引退するとのこと。学年で言えば1つ下の選手。ほぼ同年代です。
彼の「引退」という言葉がすごく重く感じ、HDPアスリートの仲間として、寂しいというのか、悲しい気持ちになりました。自分もそういう年齢に差し掛かってきているからというのもあるかも知れません。自身の競技人生もいつかは終わる時がきますが、精一杯燃え尽きて競技人生を終えたいと思います。


話は変わりますが、HDPでは、現役学生のスポーツ記者を募集しているそうです!現役学生の方で、興味のある方は是非応募してみてください。↓
アスリートの取材をして頂ける学生ライターさんを募集しております。オリンピックを目指して活動をしているアスリートに密着し、毎月一度レポート記事を作成頂きます。取材の交通費はHDP事務局が負担いたします。
http://hoshinodreams.com/entry/writer.html」とのことです。

※写真提供は、友人のデフ(聴覚障害)カメラマン・岸田 修さん。
いつもいつも本当に有難うございます。

それでは!

エイベックス・チャレンジド・アスリート

高田 裕士
https://www.facebook.com/Yuji.400m
https://twitter.com/yjtakada