9月3日、港区長および港区教育長を表敬訪問し、
「トロント世界ろう者陸上競技選手権大会 4x400mR 3位入賞・銅メダル獲得」の報告をしてきました。

港区公式ホームページに、
港区長および港区教育長表敬訪問の様子や詳細等が掲載されています。
是非ご覧ください。
『港区在住 高田裕士さんが2012年トロント世界ろう者陸上競技選手権大会での銅メダル獲得を港区長および港区教育長に報告しました』
http://www.city.minato.tokyo.jp/houdou/kuse/koho/dekigoto/koremade/201209/deaflympics.html

記事を御覧頂いた方はおわかりと思いますが、あえて"デフリンピック"の説明およびPRをしてくださっています。

少しでも多くの方々にデフリンピックのことを知って頂けたらという自分の思いを汲んでくださいました。
自分の在住している港区、出身地の荒川区は本当にあたたかいところです。
応援してくださっていることに対し、感謝の気持ちでいっぱいです。感謝の気持ちを忘れず、全力で駆け抜けます!


その後、家族3人でYSA(ヤマモトスポーツアカデミー)へ。
http://krazybee.jp/gym/index.html
トロント世界ろう者陸上競技選手権大会中、
毎日、日本代表チームの応援・サポートをしてくださった、
女子レスリング 世界チャンピオンの山本美憂さんとアーノンくんと再会☆
やっと美憂さんに、直接、銅メダルの報告ができました。(メダル表彰式の前に帰られてしまったので)
photo:01


妻が2011年IBSA世界大会(※視覚障害者の世界大会)で獲得した、銀メダル(200m)と銅メダル(100m)も見てもらったのですが、
美憂さんに「千明さんのメダルの方が重いー!(笑)」って言われた!(T_T)でも本当に妻のメダルのほうが重いんです!(笑)

息子の諭樹(さとき)は、2時間ずっと、汗びっしょりになりながら美憂さんとアーノンくんと遊んでいました。

美憂さんとアーノン君が帰る時、息子はどこかで遊んでいていなかったのですが、息子が戻ってきた時に「美憂さんとアーノンくん、帰っちゃったよ!」と話すと、「もっと遊びたかったー!うわーんっ…」って本気でグズってました…(^_^;)
どうやら本当に本当に楽しかったようです。

パパが「次にYSAに行くときは、美憂さんもアーノンくんもカナダに帰っちゃっていないんだよー」って言ったら、
「さときもカナダに行く~」って言っていました(笑)カナダがどこにあるかわかっているのでしょうか。

アーノン君もレスリングをやっているようで、本当に強いです!レスリング一家の英才教育☆
噛み付こうとしてくるワンちゃんにひるまないところが大物。さすが未来のオリンピアン。
ちなみに自分はびびってひるんでました。。。チキンです。

美憂さんは、トロント世界ろう者陸上競技選手権大会に同行していたカメラマンの岸田さんの友人で、
岸田さんにご紹介頂いたことがきっかけで出会いました。

世界一を目指す自分にとっても憧れの世界チャンピオンですが、世界チャンピオンということを全く感じさせないくらいとても気さくな方です。
トロント世界ろう者陸上競技選手権大会中、手作りのエナジーチョコバーの差し入れをしてくださったり、トロントのおいしいお店をご紹介頂いたりと、あらゆる面でサポートしてくださいました。

レスリングとは違う競技にも関わらず、日本代表のサポート及び応援をしてくださった美憂さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

美憂さん、本当に有難うございました!

あわせて、デフカメラマンの岸田さんのことについても少し書きたいと思います。
現在の日本では、デフリンピックや聴覚障害者スポーツはマイナーなため、カメラマンやメディア関連の方はほとんど来ません。
そんな中、岸田さんはボランティアに近い形ではありますが、デフリンピックや聴覚障害者スポーツの普及のために、
デフカメラマンとして、聴覚障害者アスリートの活動の様子を撮影してくださっています。
岸田さんは謙遜していますが、本当にカメラ撮影が上手なんです!プロ級!
今度ブログで岸田さんが撮影した写真を載せてみたいと思います。
お楽しみに!

裏方とは少し違いますが、こういったサポートをしてくださっている方のことも知ってもらえたらと思い、紹介しました。
選手が競技に専念できるのは、支えてくれる方があってこそ、です。
大学生だと、陸上競技部のマネージャーさんやコーチ、監督などもそうですね。

今日のブログを振り返ってみると、"感謝"がメインのブログになってしまったように思います。いつもいつも有難うございます!

補足:美憂さんに、『あきらとジョニーの「めざせパラリンピック」』という絵本を頂きました。
小さな子どもでもわかるよう工夫されており、読み聞かせ絵本としてもお勧めしたい本です。
是非手にとって読んでみてください。




Go for Sophia(2013 Summer Deaflympics)!

聴覚障害アスリート

高田 裕士




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