ちぐはぐな部品 | 高田里穂オフィシャルブログbyアメブロ

ちぐはぐな部品

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星新一さんの短編集『ちぐはぐな部品』を読みました☆

30もの物語が入っているんですがすごく読みやすくてp(^^)q

たった2、3ページで想像もできない結末が待っている奇妙な話がたくさんでした!!

特に印象に残っているお話は「凍った時間」という話。

―事故により脳以外、人工の身体になったサイボーグのムント。人々の冷たい視線に隠れるようにひっそりと1人で暮らしていた。

ある日、外の世界に繋がるテレビと電話が通じなくなる。
しかたなく外に出ることにしたムント。

そこは動くものがなにひとつない世界だった。―


最終的にムントは、この凍った時間から人々を救うことになるんです!

だけどほっとしたムントに、動き出した人々はあわれみの目を向ける。。


なんだか胸が切なくなっちゃいました(ノ_・。)

ムントに助けられたことを知らない人々はこのままで、これからもずっとムントはあの薄暗い部屋で一人ぼっちで住むのかな。

バラエティ豊かな物語の中で一番哀しい話で、いろいろ考えました。


もちろん他の話もたくさん心に残ってます(^O^)

星さんの作品は奇妙でおかしいだけじゃなくて、考えさせてくれます!!


今日も学校休みなので、ゆっくりDVDでも見ようかな~☆と思います(*^∀^*)