久しぶりの銭湯。

$高田景子オフィシャルブログ「高田景子のさぼてん日記」by Ameba


 と言っても、お風呂に入りにではなく、
 おはなしを聞きに行って来ました。
 (少し時間が経ってしまいましたが。)





 内戦時のアフガニスタンを題材にした絵本

 『せかいいちうつくしいぼくの村』

 の作者・小林豊さん のおはなしです。

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 照りつける太陽。
 湿度5%の世界は「神と命の契約を結ぶ」というほど
 ギリギリの状況。
 風景を大切にし、自分たちの手で直せるものしか持たない。

 そこで生きる人々は、水平思考。
 つまり、おしなべて皆平等である、と考える。

 ゆえに、垂直思考=上昇志向の顕れであるビルをならすべく
 あの痛ましい 9.11 があったのだ。



 ……かなり要点だけをつまみ、私の解釈も交えているので
 突飛かつ過激に感じるかもしれませんが、
 「そうなのか」と、思わず唸りました。



 では、上昇を極め豊かになった日本で、これ以上何か求め
 得ることはあるのか?

 否。

 その現実を一番、敏感に察知しているのが
 子どもたちである、とも。





 人を知る。
 相手を知る。
 人、国、文化に、ちょっとだけでいい。
 興味と関心を持つ。

 そうすれば、与えられた情報を鵜呑みにすることはない。

 「飢えた子どもが大きく映し出されるその横で、
 元気に学校に通う子ども達の姿もある。」

 たしかに、そう。
 でも、はっきりと体験者の口から聞くまでは
 自分の中で現実味が乏しいことにも気づかない。



 

 せめて、人として当たり前の感覚を使えるよう
 磨かなくてはいけない、と思う。
 




 他にも書きたいトピックはありますが、今日はこの辺で。