21年目の軌跡~こだわり~ | 井上貴子 オフィシャルブログ 「Marble...」 Powered by アメブロ

21年目の軌跡~こだわり~

この20年の間に
アタシは8冊の写真集を出させてもらった


『セルフィッシュ』
20歳の頃かな
全女側からアイドル路線を用意されて出来上がった
正にアイドル写真集


この頃から
カメラマンやスタイリストさん
メイクさんなど…
スタッフの方々に恵まれ
みなさん大物ばかり



ハワイでの撮影でした
ビデオとセットだったのでキツキツのスケジュール

寝る時間も少なめ



っつーか
ほとんど寝てない(笑)


でもー



初めてのハワイ
しかも
ちょっとの空き時間で


ショッピングに出掛けたらハワイでは珍しい台風…
膝から下の水溜まりもなんのその(笑)

初ハワイなので
何もかもがモノ珍しい

楽しい撮影だったな


ただ
この頃
心のどこかで
プロレス界に嫌気を感じていたりもしたので


いつでも辞めてやる!

的な

ある意味開き直ったトコがあってね

この撮影も
半分プロレスから解放された感…

まるで半分はお遊び感覚だったかな…

まぁ
でもそんな気持ちも一瞬


たくさんのスタッフの方がみんなアタシなんかの為に汗水流して寝ずに働いている…

アタシの前では
常に笑顔で苦労は一切見せない


どーするのが一番良いのか口論することもある…


真剣な眼差しを
アタシは目の前で見て
ちゃんと何かを感じることができる奴で良かった


と両親に感謝したものです

撮影が始まる頃には
アタシの気持ちも
すでにスイッチされて


スタッフの皆さんが
自慢の作品になるよーに
全身全霊するのはアタシだ

『作品を創る過程』
この大切さを学びました


撮影中に
ダウンタウンへ行った時


突然
銃を持った人が暴れて
周りに取り押さえられたり
ちょっとイッチャってる感じの人が普通に歩いている尋常ではない町並み


怖かったなぁ
この撮影(笑)


まるで
『ドラマでも撮ってるの?』みたいな(笑)


でも
素敵な作品に大満足で
大切な宝物


『プロレスラーなんだからこんな感じでいーぢゃん』『本業はプロレスラーだから…』

こーゆー
『逃げ』みたいの嫌いでね

プロレスラーだから
来たお仕事

プロレスラーだから
最高のモノを作る

プロレスラーだから
信用される

プロレスラー井上貴子ぢゃなきゃ出来ない作品に…


アタシは
プロレス以外のお仕事は
ケガしてる時でも


プロレスラーがバカにされないよーに

ムシロ尊敬されるよーに
意識してきた


これが『こだわり』かな


何か行動するたびに
叩かれたりしたとしても

堂々と前を向いてる自分で居たかったから


『所詮は』
『女子プロなんか』
とは言わせない態度で挑んできたつもり

今女子プロレスは
確かに低迷している

そこにつけこむように

あーでもないこーでもないと噂を良く耳にする


でも
『ぢゃあアナタがやったら?』と問う


若手の時から
心の中で繰り返された言葉だな

『ぢゃあアナタがやったら?』

ホントにそうなんだもん


やったことに対して
あーだこーだ言うのは勝手だけど

ショボければ
言われて当然!となるけど

評価が良ければ
それでいーぢゃん!


色んな声を
聞こえないフリするのは

ちょっと疲れたよぉ

でも確実に
大きくなっていくブレーンを見逃さず信じて


突っ走った
この頃



今見ると
大切な節目だし^^

『誕生』であり

『運命』でありました



2作目は
対抗戦も真っ最中に
試合の写真集を作りましょうと言うお仕事

これが
『BLESS』

試合前の後ろ姿と
試合後の後ろ姿…

体の緊張感が全然違う


このトゲトゲしい
ツッパってますっ的な(笑)

尖っていた頃のアタシは
大好きだった


そう

対抗戦始まってから
理想の
『アイドルレスラー』に出会えたから…


もちろん
自分(笑)


この頃の
『意地悪キャラだがアイドル』みたいなポジションがお気に入りで…


この道を発掘して極めようと決意した時


だから自信に満ちた
唯一試合の写真集…

まっ
ちょびっと

サービスショットもアリですけど


このあとに
『スコラ』から
ヌードのお話を頂いたのね

長くなるので
続く…としときます^^