極悪同盟興行新宿フェイス | 井上貴子 オフィシャルブログ 「Marble...」 Powered by アメブロ

極悪同盟興行新宿フェイス

このタイトル

『フェイス』が無かったら中国語みたいだわさっ


試合終わって
あまり疲れてないので

shoppingして帰り
シチューと

サラダを作ってみましたっ
自炊はわりと毎日する方で
(ガラぢゃないんだけど)


洗濯掃除まで
せっせとやっちゃったっ


昼間試合して
少し遅い午後は

しっかり主婦業^^

……って

ダンナいないっちゅーのっ

またまた
くだらん話から始まりましたぁ

本日の試合
応援に来てくれた方々
ありがとうございましたっ
そして
ダンプ松本さまーっ
サソリさまーっ

お疲れ様でしたっ

第3試合で
立野記代、井上貴子組

VS

紫雷美央、イオ姉妹組

どうやら
姉妹らしい…

妹の方は
以前戦ったことありまして

確か
器用にチョコチョコ動いて運動センスのある子だなというイメージ


姉の方は
こないだシネマで
アタシの生徒役だったけどリングではお初


一言で言うと
『まだまだおこちゃまプロレス』


仕方ないよっ
キャリアが薄いし

まだ若い…







いや…


…何かが違う


そう


全女の頃の『新人』といったイメージはなく


見た目中堅
中身は新人

悪く言えば
見かけ倒し…

良く言えば
今の時代にあった選手



ごめんなさい
ちょっと今日は
写真ないのですが…


解るように説明してみるね

まず
記さんと妹から始まり…


こちらはタッグワークが
良すぎ
攻めすぎなほどの
攻めまくり…


しかも記さんもアタシも
大技は出さないでジワジワ攻めはじめた…


と言うか
これが自然な形なのでしょうね


記さんは
キャリアの差を技でねじ伏せるのではなく


あなたたち
どんだけ向かってこれる?

的な

こちら側は
向こうがどう出るのか


技に頼らず
気持ちで

キャリアある人間を
どうやって倒したいと思ってシミュレーションしてきたのか…


確かめていた感があるなぁ

もちろん
アタシもそう


姉妹チームが攻めにまわっても
どこか必死さが伝わらない

どーせやり返されちゃう


そんな思いが伝わってた

攻めるチャンスを与えても
体力がないので
攻めきれない…

さぞや
もどかしかったでしょーね


姉妹たち…


プロレスは
技出しゃイイってもんぢゃないのよ



技が先走り


肝心な
プロレスの基礎を忘れてる

忘れてる…ではなく
出来ない


もしくは

知らない…


そして
『心』まで
忘れてきちゃってる


今日みたいに
対戦相手が大人だから

『キャリア差対決』
が成り立った


けれど
この姉妹たちが
キャリア積んだら…


未来は
恐ろしい
『女子プロレス界』に
なるでしょーね


ほとんどが
『受けてあげてる』的な
流れになりました

自然と…


妹の方が
力を振り絞って仕掛けてきたムーンサルトは


見た目とても綺麗


ただ
姉妹たち

あまりの体力の無さに
自分たちもビックリしたと思うけど

動きはグダグダだった


『練習で疲れて…』
『体調が悪くて…』
『どこかケガしてて…』

言い訳はあるかも


でもね
プロレスって『生モノ』


この会場で
同じ会場カード組まれても同じ試合は出来ない


どんな状況でも
コンディショニングして
モチベーションあげて
リングに上がれば


あなたたちも
一応
『プロ』なんですよっ

かっこつけるのが
プロレスぢゃない


先輩の胸を借りて
無我夢中でガムシャラに


何が何だか
わからなくなるほど
リングに『素』をぶつければ…

いつか
答えを見つけることができるの

このリングで…


ここで見つけなきゃ
意味がない


ここに落ちてるものを
拾わなきゃ
先に進めない…


そーゆー事を
言葉ではなく
試合で感じ取ってくれたら

あの姉妹たち
『今日の試合は美味しかった』
って事に
なるんぢゃないかなっ



記さんの
ラリアットやジャーマン


アタシの
雪崩式アームホイップ
バックドロップ固め
ハイキック


そして『美拳』

お客様の『もう1発』の
声にお応えして…


『美拳』2発


姉妹よ


この痛みを
明日からの活力に…


プロレスを純粋な心で
見つめ直すのだっ


そして
女子プロレス界を担う選手に育ってほしい