青春時代…その1
時代は…
アタシ15歳の時
立野記代選手に憧れ
女子プロオーディションを受けた
書類選考合格のハガキがきて(なんか時代を感じる)
もうすっかり合格気分
フジテレビのオーディション会場に茨城から向かう
確かまだ薄暗い朝で雪が降っていたか積もっていたかだった
なんだか戦いに行くって感じで右も左もわからない都内へ向かう
恥ずかしいくらい気合いを入れて…
合格する事しか考えてないから会場に着くまでは、あんな衝撃を受けるなんて想像もしてなかった
笑顔で帰宅しオーディションの一部始終を両親に話してる自分を想像してました
かなり自信過剰
ここで人生初めてくらいの衝撃と挫折感を味わう事に
会場には1000人くらいの同世代の女子がわんさか
キックミットバシバシ
腕立てガンガン
みんな闘志ギラギラ
中でも北斗選手は目立っていて…(もちろん当時は宇野久子さんですが)
素人ながら『この人は合格するわなぁ』と…
1次審査2次審査とクリアし人数も絞られた
最終選考の結果待ちで
坂本あけみさんと言う大柄の女子と出会う
関西弁で気さくに話してくれて唯一友達になった人
結果2人とも不合格
審査員に泣いて食ってかかる子
狂ったように暴れる子
なぜか子供ながらに『何の努力もしてないアタシが合格なわけがない』
神様から罰を与えられた感満タンで素直に会場をあとにしました
数日後
坂本あけみさんからの電話
『あれから会社から連絡があって合格になった』と…
嬉しかった
ホントに
ただ
それ以上に悔しかった
不合格になってから初めて泣いた…
『必ず後輩になるから』
そう約束して彼女はプロの世界へ…
次の年のオーディションに向けての対策
全日本女子プロレスの練習生となった
ここでアタシは1年間トレーニングをして高校を中退して入門する気でした
東京に通う交通費
おなかが空いた時の食費
練習にかかるレッスン費
ドリンク代等…
親に頼りっぱなしではいけない
高校では部活をしていたので朝練に行き
授業を受けて
部活をするか、東京にトレーニングに行くか…
始めは週2か3で行っていたけど
中には毎日来てる子もいて
焦る…
ライバル心も高まる
だから授業の単位を聞いてギリギリのラインで早退を繰り返し
なるべく毎日通う事で自信をつけていくしか、その時は考えられなかった
毎日終電
土曜日は練習生も多く思うように練習ができない
だから土曜日日曜祭日は
バイトに明け暮れる
朝11時から夜11時まで近所の焼き肉屋で…
家にいることはほとんどなかったな
練習に通うに連れ、友達も増えていく…
最初に友達になったのは
神谷美織さん
一緒に大阪まで試合を観に行ったりお互いの家に泊まったりしてました
そのあと
前田薫さん(今はKAORU選手)
かなり仲良しでしたよ~
そして尾崎魔弓選手
尾崎は練習にTシャツを忘れてきて貸した事から友達に…
返って来なかったけど(笑)
1年先輩だった長谷川弘美さんも
アマレスチャンピオンの吉村祥子さんなど…
皆さま夢を叶えた方々…
でもほんの1部なんです
合格者って…
アタシはたまたま合格者と友達だったけど
夢をあきらめざるおえなかった女子はたくさんいました
そのくらい志願者が多く女子プロレスはステータスだったの
オーディションに向けてテンションがあがっていく…
その時電車中で雑誌を読んでいると…
広告で『ジャパン女子プロレス第1期生募集』みたいな記事が出ていて
ジャッキー佐藤、ナンシー久美と大物2人の名前が飛び込んできた
何千人の中からの10人の枠しかないから、もう少しチャンスが増えた…
そう思った
でもジャパンに行くかとかぢゃなくて…
他の受ける人がいるだろうと…
アタシが全日本に入る確率が高くなった…
そう思って(笑)
ジャパン女子には感謝した
練習生の友達からジャパン受けようと思うんだけど…と相談され練習生制度があるかも…って道場に付き合ってほしいとの事
アタシは興味もあったので付き合った
そこにはあのビューティーペアのジャッキーさんがいた…
『あの~練習生制度はあるのですか?』と友達…
『まだないけどオーディションがあるよ』とジャッキーさん
続けて『お2人さんは全日本の練習生?』と聞かれ
『はい…』と2人
『じゃあ受け身取れるね、やってみて』と…
『いいえアタシは…』とアタシは言いたかったけど、そんな雰囲気でもなく
2人リングへ…
受け身をひと通りとって
ジャッキーさんが近付いてきました
『書類審査合格通知』を
アタシに…
受けたいのは友達なんですけど…と言いたかったが…
またしても圧倒されてしまうジャッキーさんのオーラに、何も言えない2人
そのまま
2人ジャパンの道場を後にしました
この続きはまた…
今
楽しいお仕事中で…
また『その2』として
たっぷり時間があるときにアップしますっ^^
アタシ15歳の時
立野記代選手に憧れ
女子プロオーディションを受けた
書類選考合格のハガキがきて(なんか時代を感じる)
もうすっかり合格気分
フジテレビのオーディション会場に茨城から向かう
確かまだ薄暗い朝で雪が降っていたか積もっていたかだった
なんだか戦いに行くって感じで右も左もわからない都内へ向かう
恥ずかしいくらい気合いを入れて…
合格する事しか考えてないから会場に着くまでは、あんな衝撃を受けるなんて想像もしてなかった
笑顔で帰宅しオーディションの一部始終を両親に話してる自分を想像してました
かなり自信過剰
ここで人生初めてくらいの衝撃と挫折感を味わう事に
会場には1000人くらいの同世代の女子がわんさか
キックミットバシバシ
腕立てガンガン
みんな闘志ギラギラ
中でも北斗選手は目立っていて…(もちろん当時は宇野久子さんですが)
素人ながら『この人は合格するわなぁ』と…
1次審査2次審査とクリアし人数も絞られた
最終選考の結果待ちで
坂本あけみさんと言う大柄の女子と出会う
関西弁で気さくに話してくれて唯一友達になった人
結果2人とも不合格
審査員に泣いて食ってかかる子
狂ったように暴れる子
なぜか子供ながらに『何の努力もしてないアタシが合格なわけがない』
神様から罰を与えられた感満タンで素直に会場をあとにしました
数日後
坂本あけみさんからの電話
『あれから会社から連絡があって合格になった』と…
嬉しかった
ホントに
ただ
それ以上に悔しかった
不合格になってから初めて泣いた…
『必ず後輩になるから』
そう約束して彼女はプロの世界へ…
次の年のオーディションに向けての対策
全日本女子プロレスの練習生となった
ここでアタシは1年間トレーニングをして高校を中退して入門する気でした
東京に通う交通費
おなかが空いた時の食費
練習にかかるレッスン費
ドリンク代等…
親に頼りっぱなしではいけない
高校では部活をしていたので朝練に行き
授業を受けて
部活をするか、東京にトレーニングに行くか…
始めは週2か3で行っていたけど
中には毎日来てる子もいて
焦る…
ライバル心も高まる
だから授業の単位を聞いてギリギリのラインで早退を繰り返し
なるべく毎日通う事で自信をつけていくしか、その時は考えられなかった
毎日終電
土曜日は練習生も多く思うように練習ができない
だから土曜日日曜祭日は
バイトに明け暮れる
朝11時から夜11時まで近所の焼き肉屋で…
家にいることはほとんどなかったな
練習に通うに連れ、友達も増えていく…
最初に友達になったのは
神谷美織さん
一緒に大阪まで試合を観に行ったりお互いの家に泊まったりしてました
そのあと
前田薫さん(今はKAORU選手)
かなり仲良しでしたよ~
そして尾崎魔弓選手
尾崎は練習にTシャツを忘れてきて貸した事から友達に…
返って来なかったけど(笑)
1年先輩だった長谷川弘美さんも
アマレスチャンピオンの吉村祥子さんなど…
皆さま夢を叶えた方々…
でもほんの1部なんです
合格者って…
アタシはたまたま合格者と友達だったけど
夢をあきらめざるおえなかった女子はたくさんいました
そのくらい志願者が多く女子プロレスはステータスだったの
オーディションに向けてテンションがあがっていく…
その時電車中で雑誌を読んでいると…
広告で『ジャパン女子プロレス第1期生募集』みたいな記事が出ていて
ジャッキー佐藤、ナンシー久美と大物2人の名前が飛び込んできた
何千人の中からの10人の枠しかないから、もう少しチャンスが増えた…
そう思った
でもジャパンに行くかとかぢゃなくて…
他の受ける人がいるだろうと…
アタシが全日本に入る確率が高くなった…
そう思って(笑)
ジャパン女子には感謝した
練習生の友達からジャパン受けようと思うんだけど…と相談され練習生制度があるかも…って道場に付き合ってほしいとの事
アタシは興味もあったので付き合った
そこにはあのビューティーペアのジャッキーさんがいた…
『あの~練習生制度はあるのですか?』と友達…
『まだないけどオーディションがあるよ』とジャッキーさん
続けて『お2人さんは全日本の練習生?』と聞かれ
『はい…』と2人
『じゃあ受け身取れるね、やってみて』と…
『いいえアタシは…』とアタシは言いたかったけど、そんな雰囲気でもなく
2人リングへ…
受け身をひと通りとって
ジャッキーさんが近付いてきました
『書類審査合格通知』を
アタシに…
受けたいのは友達なんですけど…と言いたかったが…
またしても圧倒されてしまうジャッキーさんのオーラに、何も言えない2人
そのまま
2人ジャパンの道場を後にしました
この続きはまた…
今
楽しいお仕事中で…
また『その2』として
たっぷり時間があるときにアップしますっ^^