『びっくり一大事…反省』 | 加藤貴子オフィシャルブログ「UCKY SMILE」Powered by Ameba

『びっくり一大事…反省』

この連休中に、西多摩の山奥の自然に囲まれたコテージに、サクの保育園時代の同級生たちと遊びに行きました。

まだ9月の半ば。

コテージの真下は川が流れていて、

「魚釣りや水遊びもできる❗」

と、楽しみにしていた旅行でした…


が❗️


なぜか我が家が遊びに行く日は雨💧

しかもどしゃ降り😭


でも・・・
宿泊はコテージだし、ウッドテラスでバーベキューも出来る!ということで、雨天決行で行ってまいりました。



現地に着けば大人は、
「天気が良かったら最高だったね~(T^T)」
なんてこぼしてしまうほど、遊び心をくすぐられるところだったけれど、子どもたちはそんなのお構いなし❗

久しぶりの再会に、友だちが一緒だったらまるっと🙆オーケー、ってな感じで過ごしていました。



荷物も運んで、一段落したとき、事故が勃発…

アンがロフトへのぼる手摺のない階段の上から、ダイレクトに床へ落っこちてしまったのです。

2メートル以上のところからの転落でした。
(後々のアンの説明によれば、登りきる手前で振り返ったときにバランス崩して落ちたそうです。事故は一瞬で起こるんですね。翌日、ドクターから指示された注意事項を見ながらアンに異常がないことを確認できたところで、緊張が途切れたのか、体が震えました)


ドスン!という音で振り返って、うつ伏せで倒れているアンに駆け寄るまでの静寂…

「アン!」

私の大声での呼び掛けで、鳴き声をあげたアン。

そっと抱き起こすと床には鮮血。

「落ちたの?どっから?」

質問しながら意識と傷の確認。

鼻血ではなく、口の中でもなく、どこから?と焦ったその時、顎がパックリと割れていることがわかりました。

大きな絆創膏のテープの部分を数枚切り取って傷口をふさいで、次にする事は?と振り返る、ママ友たちがすでに近辺の病院に片っ端からあたってくれていました。

そして一人のパパに「傷口を圧迫した方がいい」と教わり応急措置。
(私たち家族だけだったらと思うと、血の気が引くような出来事でした)


そして病院。

連休中です。しかも5歳児。

「高校生以上だったら」
「今、小児のドクターがいません」

など、総合病院も含めて近辺はどこも引き受けてもらえず、救急車を呼ぶことに。


救急車に乗っても、やはり引き受けてくれる病院が見つからず、結局都心の砧の子ども病院へ、高速を使って100分かけて搬送。

その間、檜原の救急隊の方がずっと私たちの不安に寄り添ってくれました。

救急車を追いかけて、車で病院へ向かうトトにも、電話で伝えられるように、場所と病院名をゆっくり説明してくれました。

おかげでアンの手を握ってあげられていました。

アンも救急車の中では一度も泣くことなく、途中30分ほど寝てしまったくらいでした。

「アン君眠くなってきたから少し寝るね」

と言われ、救急隊員の方は日頃のお昼寝状況など私に質問しながら、バイタルや酸素量などを確認して

「脈も呼吸も落ち着いていますし、たぶん寝てしまってるだけだと思います」

と、終始不安にならないよう気遣ってくれました。

仕事とはいえ、それ以上の気遣いをして搬送してくださった隊員の方に感謝しかありませんでした。


病院側も親切でした。
ドクターもアンの不安を和らげる会話をしながら異常があるか体全体の確認をして、検査をして、顎を6針縫ってくれました。

改めて見たら、目を背けたくなるような傷でした。


縫合は、局所麻酔と拘束で行いました。

私はすごく不安でしたが、ドクターからはアンが不安にならないように丁寧に説明をいただき、アンが希望したDVDの用意もしていただき、少しでもリラックスして怖い思いをしないように工夫してくださいました。

救急車でも病院でも付き添う私は無力で、ただただ、無事と少しでも現況が和らぐことを祈るしかありませんでした。

そんな時に、一番辛い思いをしている子どもに寄り添って行動してくれる姿を見ると救われました。


完全に私の不注意です。

アンにとっては大ケガですが、顎を6針縫うくらいですんで良かったと思います。

これからは気を引き締めて生活していきたいと反省し、教訓にした週末でした。。。

傷を保護する大きな絆創膏でテープ負けして痒いらしく、痛いよりも痒いのが我慢できないようだったので、患部にはカーゼをあててキネシオテープをちょっとだけ肌に付くようにして傷を保護してます。
元気すぎるくらい元気で、じっとしてなくて困っています。
でも、困るくらいで良かったです。