『おふくろの味』 | 加藤貴子オフィシャルブログ「UCKY SMILE」Powered by Ameba

『おふくろの味』

皆さんの『おふくろの味』と言えば、何ですか?

私は静岡の稲取で獲れた『金目鯛の煮付け』
です。


稲取に住んでいる親戚から送られてくる金目鯛を、お酒と醤油とザラメで煮てもらうのが大好きでした。
どんな料亭で食べても、やはり、母が煮た金目鯛が一番美味しい!と思っています。

母ヨッキュンは、生姜の代わりに太ネギの青いところを入れて、魚の臭みをとっていました。

ヨッキュン曰く

「生姜を入れちゃうと、ぜ~んぶ生姜味になっちゃって、魚の風味が失くなっちゃうのよね、太ネギの捨てちゃうところで十分」

まあ、新鮮なお魚だからこそ成せる技だったと思います。
私も魚の甘辛煮は生姜を滅多に使いません。
このヨッキュンの金目鯛の煮付けは私のお友達にも評判で、必ず桜エビのかき揚げと一緒にリクエストされていたメニューです。

他界したヨッキュンは、お料理が大好きで、外食をすると必ず、翌日にその味を真似て自分で作ってみるような人でした。

だから子どもたちはヨッキュンの料理が大好きでした。

「すき焼きなんて割り下が一緒だったら誰が作ったって同じでしょ!」

などと、しょっちゅう憎まれ口を言っていた私ですけど、トトや子どもたちから言わせると

「肉の焼き加減とか、いろんな加減が、ヨッキュンはちょうどいいんだよ」

(ーωー)(ーωー)(ーωー)

昨日も子どもたちの
「豚肉を焼いて欲しい」
という、リクエストに応えて夕飯を用意しましたが

「料理って加減で決まるんだね~」

と、言われました。

「💧💧💧ええ~い何とでも言ってくれ!栄養は変わらないわ~(ノ-_-)ノ~┻━┻」

と、開き直ってはみたものの、すぐに、この子たちにとってのおふくろの味って、一体どんなものになるんだろう?
と一抹の不安💧💧💧がよぎりました。

あ~、もっとちゃんと料理習っておけばよかったな~(ToT)

ヨッキュンが作ってくれているときは「これ幸い。助かっちゃう」くらいにしか思っていなくて、別の用事を済ませていたものだから、私は金目鯛の煮付けやかき揚げどころか、もやしのナムルも今ひとつ美味しく作れません。。。

そう言えば、亡き父にも、教わっておけばよかった~と思うことがたくさんあったな~。


ずーっと長い間お寿司屋さんの賄いを作っていた義母は

「もう一生分の料理をしたから、料理は卒業する」

と言って、近頃は何にも作らなくなったけど、義母が作ってくれた車麩の煮物が大好きだったので、その味が出せるようになるまで、これからちゃんと教えてもらおうと思いま~す。

今夜サバの塩焼き
そう言えば、ヨッキュンはサバの味噌煮も上手に煮ていたけど、ある時スーパーで買ったお総菜のサバの味噌煮の方が美味しかったらしく、
「こんなに安くて手軽に美味しく食べられるんだったら、もう作らない」と、その日からピタリとサバの味噌煮を作らなくなりました。
料亭に勝ったり、スーパーに負けたり。本当に料理って難しい
(⌒0⌒)
ということで、それ以来我が家は、サバと言えば塩焼きとなりました。








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