ありがとう バアバ | 加藤貴子オフィシャルブログ「UCKY SMILE」Powered by Ameba

ありがとう バアバ

すっかり陽も伸び暖かくなって、子どもたちと出掛けた公園ではちらほら桜が咲きはじめていました。



そんなポカポカ陽射しが射し込んだ母の部屋で、この文章を打っています。

私事ですが、皆さんにご報告があります。


このブログにも何度か『ヨッキュン』という愛称で登場していた私の母が、先日他界しました。


昨年の4月から始まった新生活は、母と私たち夫婦と息子2人に義母も加わり、入院している義父を除けば、

平均年齢 69歳!!(゜0゜ノ)ノ

というおっかなびっくりの共同生活。


特にルールも定めずに、お互いの思いやりから譲り合ったり助け合ったりすることとして、みんなでワイワイ("⌒∇⌒")暮らしていました。

これから孫たちと一緒にまだまだ年を重ねて、おおいに成長を見守ってもらおう!
と思っていた矢先の出来事だったので、本当に残念です。

「ねえ、レイコさん、陽気がよくなって桜が咲いたら『はとバス』に乗って東京巡りをしましょうよ❗」

東京に住んでいながらも、自営のお寿司屋さんが忙しくて、これまで殆んど観光なんてしたことのない義母と一緒に『はとバスツアー』の計画をたてて、新しい服もいっぱい買って、春が訪れるのを楽しみにしていた母ヨッキュンが、桜を見ることなく突然旅立ってしまい、私たち家族も未だに信じがたく、まだぼんやりしてしまっています。

お互い譲れずにしょっちゅう言い合ったりケンカしたりしていた時期もありましたが、私も親になり、多少なりとも母の気持ちに寄り添うことが出来るようになって(なったかな?)、近頃では私の生きた育児書のように、いろんな相談にのってもらったり助けてもらっていました。

ふり返れば、80歳過ぎて東京に出てくる決断をしてくれたのは、一緒に暮らすことで、私の安心できる拠り所として最期まで見守ってくれていたんだろうな~、と、感謝の気持ちでいっぱいです。


私の息子たち2人にとっても、ヨッキュンは安全で安心できる避難所でした。


私に怒られて、何処に行っちゃたんだろう?と探すと、必ずヨッキュンの部屋に一緒にいました。

ちょっぴり悪いことやイタズラも一緒にやって、一緒に叱られてくれる朗らかなバアバが子どもたちは大好きでした。

だからここでも、ヨッキュンとのエピソードはよく書かせていただきました。
感想もたくさんお寄せいただき、拝見するたびまた一歩踏み出す励みになりました。ありがとうございました。


長男のサクは、母が病と闘う病院に駆けつけ、お医者さんに止められるまで、必死にバアバに呼び掛けてました。


最期まで、生きるということ、死んでしまうということを、子どもたちに教えてくれた母に感謝しています。




❰お知らせ❱

発売中の婦人公論
インタビュー掲載
昨年の4月から始めた共同生活のお話をさせていただきました。


フジテレビ『ノンストップ』内放送(11時ごろ放送)
いいものプレミアム
3月16日放送

実際に2段ベットで使用しているマットのシリーズを紹介しています。我が家では超大人気のマットです。2段ベットが熟睡できるアイテムに早変わりした優れもの。私は添い寝して先に寝ちゃってます(;^ω^)

奮発して購入したお高いベットよりも人気です(;^ω^)




ジネコ インスタライブ
次回は3月24日 木曜日
21時~90分間
妊活しているかた、治療している方、これからと考えている方たちと皆でお話ししています。

○書籍
大人の授かりBOOK〜焦りをひと呼吸に変える がんばりすぎないコツ〜