子育て  『グズグズの子供のしつけについての親のグズグズ』 | 加藤貴子オフィシャルブログ「UCKY SMILE」Powered by Ameba

子育て  『グズグズの子供のしつけについての親のグズグズ』

珍しく起こされずに自分から起きて、(だからこそ私もふんぱつして作れた)大好きなフレンチトーストをペロリと平らげて、ご機嫌で出掛けたと思ったら保育園に着くなり、50分も泣いてグズった長男のサクボン。
 
11月で5歳になるのですが、これが巷で噂の中間反抗期ってやつなのでしょうか(お、成長の証か?)。
はたまた、実はまだまだ続いているイヤイヤ期なのでしょうか(お、幼稚な証か?)。
 
仕度が終わって、さあ~園庭で遊ぼってとき急に、靴が固いだの、小さいだの、痛いだの、なんだのかんだのグズグズグズグズ……
 
 
昨日まで問題なく履いていたのに。
 
 
赤いスニーカーがいいって言って、自分で園庭用にしたのに。
 
 
 
スニーカーの中敷きを引っ張り出して、足にあてて計ってみても、全然小さくなんかないんです。
 
そんなことやってる間アントンは、心配そうにサクボンの頭を時々撫でては、サクボンの周りをうろうろ、うろうろ。
 
 
母「じや、いま履いてきた登園用のスニーカーで外に出れば?」
 
サク「これはおおきいから、はしれない」
 
母「靴下履けば、ちょうど良いって言ってたじゃん」
 
サク「…くつしたはいてエンテイにでちゃダメなの…」
 
母「カカが事情話して先生に言ってあげるよ」
 
サク「これはホイクエンにいくときのクツだから…」
 
母「裸足の子もいるよ。今日は裸足で遊んでみれば」
 
サク「はだしはイタいでしょ~」
 
お母ちゃんのイライラ虫がうずいてきました。
 
母「じゃー、どうすればいいの」
 
サク「(すごーく小さい声で)あおいクツがよかった…」
 
母「( ゚д゚)ハッ?(予備の青いスニーカーは自分で却下したくせに)」
 
サク「これはエンテイにはむいてない。カタい」
 
母「履いていれば、そのうち履きやすくなるよ」
 
サク「……(-_-)…」
 
母「青い靴はお家なんだから、今日は我慢しなよ」
 
サク「これはカタくてイタくてガマンできない…」
 
母「無いんだから、しょうがないじゃん💢いいよもう❗今日は朝の運動見学💢」
 
 
そのうち諦めるだろうと思って背を向け歩き出すと、大声で泣き叫んで追いかけて来たので、しょうがない、付き合うことにしました。
 
まずはアントンを預けて、それから腰を据えて、押し問答。
 
 
 
でも、一歩も引かないサクボン。
 
 
 
もちろんお母ちゃんはイライラ⚡⚡マックスだったのですが、昨夜、お母ちゃんの留守中に
 
「トトもカカもサクに怒ってばっかり」
 
とこぼしていた、とのトトからの報告が脳裏をよぎり、できるだけ感情を抑えて、抑えて抑えて、なんとかオトシドコロを探りました。
 
 
それは、
 
 
やっぱり、
 
 
 
青い靴を家に取りに行く
 
 
 
でした。
 
(ノдヽ) はぁ〜〜〜〜〜
 
 
 
保育園に戻ったら、園長先生がサクボンと話してくれていて、
 
「お母さん、この靴が固い固いって言ってるんだけど、紐のゴムがキツイんだと思うから、勿体ないけど、思いきって切っちゃう?それでどうなるか試してみる?」
 
って、別の角度からサクに寄り添った対応をしてくれていました。
 
でもゴム紐を切っちゃうと、今後気が変わって使うとき面倒だし、勿体ないし…。
 
で、ケチで面倒臭がりなお母ちゃんは
 
「ありがとうございます。とりあえず、別の靴を持ってきたので、この靴をトライしてみます。」
 
と言って履かせたら、サクボンはすんなり園庭へ。
 
 
あ〜〜〜〜、でもそこまでやっちゃってから気がつきました。
 
サクの目の前でゴム切って、青い靴ではなくて切ってしまったゴム紐の代わりになるものを取りに戻れば良かった。
そうすれば、本当に履きやすくなればそれはそれでオーケーだし、大事になっちゃた( ; ゚Д゚)~となれば、サクボンが今後、自分で言ったことの責任について考えるきっかけになったかも…
 
 
子どものワガママって、どこまで面と向かって取り合えばいいのでしょう。。。
 
 
ちなみに靴に付いているゴム紐は、まだ紐が結べない子供用に改良されたもので、履くとき適度に伸びて、子どもでもひとりで脱ぎ履き出来るよう工夫されているものです。
 
だから一度切っちゃうと、そのスニーカーの利点が半減しちゃうんですよね~。
 
 
それでも、面倒でも、元通りにはならなくても、トライしてみれば良かった…、グズグズ…グズグズ…
 
 
 
とりあえず靴用のゴム紐買ってきます。
 
 
 
帰宅後、トトが職場でいただいた舟和の芋羊羹を「サク、おならマシーンになっちゃうよ」と、嬉しそうに食べているサクボン
 
いろんなことありますが、最近は、お刺身も食べられるようになって、ずーーっと心配の種だったご飯は、今ではたくさん食べてくれています。
 
一つずつ、少しずつ、焦らず、力まず…ですよね~。
 
皆さんからのメッセージを改めて肝に銘じま~す。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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