子育て『成長と卒業とおっぱい』
おかげさまで、アントン15ヶ月。
9月の半ばから、よちよち歩き。
一歩、二歩から始まって、倒れ込むようにストップしていたのが、ピタッ、と自分の足で止まれるようになった10月10日を境に、あれよあれよと日々二足歩行の最長不倒距離(自分比)を更新し続け、今や立派に部屋中を徘徊してはそこらじゅう引っ掻き回し、すっかりトトカカを倒す勢いで成長しています。
ホントに日増しにやんちゃになるし、着いて回っているとクッタクタ💦💦💦です。
以前、1子目のサクボンの卒乳のタイミングを、母乳マッサージの先生に相談したとき、
「遊んでいる乳児が母親の顔を見て、二足歩行で近づいて来るのが、卒乳してもいいよ👌という一つの合図」
と教わりました。
2子目の妊活をスタートするために、サクボンはその合図と同時に1歳3ヶ月で、
“おっぱいバイバイ”
の絵本を読みながら、泣く泣くおっぱいとバイバイしました。
カレンダーにバツ❌をつけながら数えた、卒乳までのカウントダウン。
今でも鮮明に覚えています…
ー いよいよ迎えた、卒乳当日。
絵描きのトトが、渾身の力でおっぱいに描いたタヌキとキツネの“おっぱいお化け”は、とても絵描きが描いたとは思えないギョッとするシロモノでしたが、それを見てギョッとするサクボンの姿に私は、確かに目的には適ってると、妙に納得。
「おっぱい、いなくなっちゃったね~」
ここまでは、私にもトトにも笑顔がありました。
でも…
おっぱいが欲しくて泣きじゃくるサクボンは、
…どうして?どうして?どうしてダメなの?…
どうして、ダメなのおぉぉぉぉ〜〜〜………
と言わんばかりに全身で、必死に私にすがりつき、まとわりついて離れません。
そして、次第に…
自分を受け入れてもらえない絶望にも似た悲しみの表情に、なっていきます……
その姿があんまりにもせつなくて、バアバ(私の母)に
「こんなに泣かせてまで卒乳する必要があるの?出来るかわからない二人目のために、やっと授かったこの子泣かせる必要があるの?」
と厳しく言われました。
ごもっとも。
でも…
卒乳儀式は止めず…
「大好きだよ。愛しているよ。でも、おっぱいバイバイ」
と抱き締めながら必死に伝えて、気付けば私もトトもサクも、みんな一緒に泣いてました。
普段、日記なんか書かない私が、あんまりのせつなさと淋しさに、その想いを手帳に綴ったくらいです。
ーさて、
もう妊活は卒業しましたが、そろそろアントンの卒乳を考えなくてはいけない時期が来ました。
理由は、虫歯予防や夜泣き対策、などなど。
母乳マッサージの先生の助言に従うならば、本来は1ヶ月ほど前の10月の後半にしていてもよかったのですが、どうにも私が寂しくて、いまだ踏み込めずにいます。
まわりの友達は、
▪本人が「いらない」って言ってから止めた。
▪搾乳が大変だから、時期関係なく仕事復帰で止めた
▪妊活のために止めた
▪だんだん出なくなった etc
と、卒乳や断乳のタイミングは様々。
どうしたらいいものやら……
ちなみにサクボンは、卒乳してからも“おっぱい大好き” 、しょっちゅう触りにきます。
これについても、男の子を育てる先輩ママから
「4歳まで、ママのおっぱいは自由にさせてあげた方が、将来大きくなったときに変わった性癖にならない」
と言われ (゚д゚lll) 自由にさせていますが、
こちらも
離乳食もあら微塵で、ほぼ同じものを食べているアントン。
❰お知らせ❱
「赤ちゃんが欲しい2019冬号」(11/19発売)
鮮やかな色はもちろん着心地抜群。
「妊活スタイル2019」(11/28発売)
「PHPのびのび子育て」1月号 (12/10発売)
webの「赤ちゃんの部屋」で連載コラムを始ました。