ありがとう ゆきちゃん
毎度のことながら、更新が滞ってご心配をおかけしました。
実は私の親友でもある、トト(主人)のお姉さん、ゆきちゃんが、正月明けに他界しました。
ゆきちゃんは私の妊活から子育てまで、いつも側でサポートしてくれていた優しいお義姉さんでした。
サクボンは、ゆきちゃんとなら二人でお出掛けやお留守番ができるくらい、とってもなついて信頼していました。
それゆえに、ゆきちゃんの突然の旅立ちには、相当なショックを受けたようで、完全に赤ちゃんがえりしてしまいました。
しかも、初めて私とトトが二人揃って猛烈に仕事が忙しい中でのゆきちゃんの旅立ちだったので、サクボンのメンタルケアをしながらの仕事、子育て、家事は、心身共に今までにないハードな日々でした。
でも、サクボンとアントンをこよなく愛して慈しんでいたゆきちゃんがお空で見守ってくれているのか、家族皆な大病もなく元気に過ごしています。
インフルエンザも、今年は未だ誰もかかっていない、近年の我が家としては快挙!?を遂げているくらいです。
アントンだけは、サクボンが持ち帰ってくる何かしらなウィルスや細菌の攻撃を受けているのか、はたまた私のストレスの影響 (母・ヨッキュン曰く「あんたの時間に追われているストレスが母乳に影響して、下痢しちゃってるんじゃない?」)で、ほぼ毎日、鼻水を垂らしながら水便、または、ゆるゆるウンチを出していますが、それでも機嫌はすこぶる良くて、快調にアチャラ語を喋くりながら手足を宙にバタつかせています。
8㎏越えして、歯も生えはじめ、いっそうずっしりと重みを増した身体での“抱っこ抱っこアピール”で、日々じわじわと私の腱鞘炎を攻撃しています。
ゆきちゃんとの思い出がたくさん詰まった家で、それぞれが時折、胸を詰まらせることもありますが、「想いと共存(私の尊敬するMドクターの言葉)」しながら、過ごしています。
サクボンも、やっとゆきちゃんの名前を自然に口にするようになって、今日はウルトラマンのおもちゃをいじりながら、ポソッと
「ゆきちゃんにあいたいな~」
と、言っていました。
まだ3歳になって間もないサクが、全身で、愛する人の死を受け入れようとしている姿は、けなげで、それでいて頼もしく、学ばせてもらうことがたくさんあります。
またまた更新できなかった長い言い訳になってしまいましたが…。
最後にサクボンの手紙を紹介させてください。
ゆきちゃんが淋しくないように、棺の中に大好きなお花と一緒に、サクボン自身の手で入れました。
通夜ぶるまいの席で、サクがゆきちゃんへの感謝の気持ちを口に出しながら、折り紙にボールペンでぐちゃぐちゃと綴った手紙。
隣でその言葉を聞いていた友達が、書き留めてくれていました。
ゆきちゃん ありがとう
ゆきちゃん ありがとう
いつも ありがとう
たんじょうびにきてくれたの うれしかったです
かか ありがとう
とと ありがとう
じじ ありがとう
ばば ありがとう
ゆきちゃん ありがとう
いっしょにたべたのおいしかった
ゆきちゃん ありがとう
さようなら
ゆきちゃん ありがとう
さくより
「ありがとう」がいっぱいでした。
これからも、ゆきちゃんのサクやアンへの愛情を、丁寧に伝えていこうと思います。
ご心配おかけしてすみませんm(__)mでした。
アントンが夜泣きをすると飛び起きて
「ボクが守ってあげるから大丈夫!」
と、刀を持ってアントンの側に行きます。
ゆきちゃんが旅立ってから、愛する人を守る意識が、より高まったようです。そんなサクを見て、大きくなったと喜ぶべきでしょが、せつなくなるお母ちゃんでした。