しあわせの〝し〟
入院した翌朝、担当ドクターのM先生が
「サク君はどうでしたか?」
と、お別れが出来なかった私を気遣ってくれました。
(M先生は、サクボンの出産の時の担当医でもあり、麻酔で意識のない私に代わって、サクボンをこの世界で一番最初に抱きしめてくれた女医さんです)
ここで皆さんにお話ししたように、お伝えしたら、
「加藤さんの胎盤の〝し〟の字は〝しあわせ〟の〝し〟ですよ。加藤さんにいろんな〝しあわせ〟を運んでくれますよ。今回の入院は、きっとサク君とご主人にとっても、加藤さんとお腹の赤ちゃんにとっても、貴重で大切な時間になると思いますよ」
と、優しくフォローしてくださいました。
(以前お話ししましたが、私の胎盤は、胃の下辺りからお臍と子宮口を通過して、背中のウエスト辺りまで、ひらがなの“ し ”の字を大きく描くように子宮を覆っています)
M先生は、サクボンの時もそうでしたが、メンタルケアをとっても大事にしてくれます。
診察前に抱えている不安は、毎回M先生のアドバイスや丁寧な説明によって解消され、診察室を後にする時には、必ず笑顔で送り出されていました。
いつ出血するかわからない全前置胎盤でしたが、予定帝王切開の2週間前まで家でほぼストレス無しで過ごせたのには、M先生の存在がとても大きかったように思います。
もちろん、ここで皆さんからいただいたあたたかい励ましや体験談も、大きな要因の一つでした。
そして、旦那さんや友人、ママ友など、まわりの協力も欠かせませんでした。
結果的には、全前置胎盤になっちゃったことで、皆さんから優しさや思いやりを沢山いただきました。
父と息子の絆を深めるチャンスにもなりました。
胎盤さんにお礼を言わなくてはいけませんね
(о´∀`о)。
ということで本日、午前中は胎盤さんを労って、午後は膀胱にカメラを入れて、出産に備えて胎盤さんがどのくらい膀胱に影響を及ぼしているのかを確かめる検査をしました。
私は事情があって、背中からの局部麻酔が出来ないため、全身麻酔で手術は行われました。
麻酔は、サクボンの出産の時にもお世話になったS先生が担当してくれました。
頼もしい先生方のおかげで、胎児にも影響なく、無事に終えることが出来ました。
感謝です。
トトが作った男チャーハン
「チャーハンだよ」
「サクくん、食べた~い❗食べた~い」
モリモリ食べたそうです😁
サクボンからトトへの何よりもの称賛です😊