ただいま妊活中 ②
46歳での妊活は、かなりハードです。
まず、体力的に通院がしんどいですf(^_^;
そして私の場合、ドラマに入ってしまうとロケ場所が日々変わるので、治療がスタートしてから毎日打たなくてはいけないホルモン注射が、物理的に大変になります。
ロケ場所から近い不妊治療を行っているクリニックに片っ端から電話をして、現在の治療内容を説明して、注射を代理で打ってもらえるか、うかがいます。
この作業が一番ストレスです。
今まで、電話でお願いした不妊治療を行っているクリニックは、全て門前払い。
「うちで治療していない方はお引き受け出来ません」
と、断られ続けました。
快く引き受けてくれたのは、苦肉の策でお電話させていただいた、立川駅の近くにある不妊治療とは関係ない産婦人科と、私達家族が日頃お世話になっている内科、それだけでした。
今、6組に1組の夫婦が不妊治療をしていると言われている中 、沢山の患者さんを診てよく事情をご承知であろう不妊治療専門のクリニックでさえ、協力者になってもらえるところが、あくまでもわたしの知る範囲ですが、まず見当たりません。
スケジュール調整も一苦労。
排卵は待ってもくれないし、急いでもくれません。
ギリギリまで手術の予定が出ません。
《いっつも誰かに頭を下げて、お願いして、恐縮している》
それが、私の不妊治療に対するイメージです。
そんな時、今通っているクリニックの師長さんに
「そんな風に思い詰めないで!何とかなるって思っていれば何とかなるから✨」
と、言われました。
そして
「何とかならないときは一緒に考えましょう」
とも言っていただきました。
一見、無責任な言葉のように思われるかもしれませんが、開き直って「同じ過ごさねばならない日々なら、恐縮して過ごす日々より感謝する日々にしよう❗」と思ったら、一人で悩むより協力者も増えて流れが変わり、師長の言葉がホントに身にしみるようになりました。
何処にも注射を引き受けてもらえないときに、朝の4:30に師長に打って貰ってから現場に向かったこともありました。
お金もかかるし、身体もしんどい妊活。
その上、心までしんどかったら…。。。
頑張るにも限度ってもんがありますよね…。
妊活している皆さんの心の負担が、少しでも軽減されるような世の中になることを、祈っています。
そして、皆さんのまわりに理解者が一人でも増えることを、祈っています。
絶対に一人で抱え込まないで下さいね。