【韓国レポート その1】 | 加藤貴子オフィシャルブログ「UCKY SMILE」Powered by Ameba

【韓国レポート その1】

長らくお休みしてしまったにもかかわらず、あたたかいメッセージありがとうございます。
いつも御心配をおかけして、毎度のことながらすみません。
それから、訂正があります。
『くちづけ』を上演しているのは、“大学路(テハンノ)劇場通り”で、100~400の劇場ではなく、100~400人くらいのキャパの小劇場が50以上あるところです。
その他、誤字もたくさんあって、すみませんでした。

さて昨日は、韓国に一緒に行った宅間孝行さん主催の”東京セレソンデラックス”の新春ステージ『ガッツ ザ セレソン』の稽古場見舞いに金田明夫さんと一緒に行ってきました。
稽古後、しょっちゅう逢っている3人ですが「忘年会をやろう!」という流れになり、韓国旅行が楽しかった私たちは、「韓国に思いを馳せて、韓国料理屋さんでやろう!」と、新大久保に向かいました。新大久保は韓国料理屋さんがたくさんある街です。
というわけで、愉しかった韓国レポートをおくればせながらさせていただきます。


今回は4泊5日の旅でした。といっても帰りは朝7時にホテルを出発しなければならなかったので、3泊4日に近い旅でした。
一番の目的は、舞台『くちづけ』韓国バージョンの鑑賞ですが、「どうせ行くならアレもコレも!」と、何冊もガイドブックを用意して初の韓国旅行の計画をたてました。

その計画をもって、韓国通の友達・裕子リン(TBS敏腕プロデューサー)に相談したところ、「こんな時間ないよ~。」と、あっさり言われ、泣く泣く今回は観光は諦めました。

まぁ~わたしが一番行きたかった観光ツアーは滞在中はお休みだっだので、諦めもつきました。
で、裕子リンに「韓国で一番やりたいことに順番をつけて行動した方がいい!」とアドバイスされたので、さっそく出国前に順番をつけました。

① 舞台『くちづけ』の鑑賞 
② 韓国の漢方医院で、私の漢方液を処方してもらう。
③ 韓国のSHOWを鑑賞
④ 垢すり&よもぎ蒸し
⑤ 足裏マッサージ
⑥ 姉&友達から頼まれたコスメを買う
⑦ 私の買い物

もちろん!“韓国グルメ・美味しいものを食べる!”は、毎日のマスト日課に入れました。



【羽田国際空港】

今回初めて羽田国際空港から海外に旅立ったわたし。
便利ですねぇ。早いです。楽です。
国内旅行と変わらないんです。
空港での手続きを含めても、私の家から5時間後にはソウルに着いてしまうんですから!
あまりの手軽さに、ホントに驚きました。裕子リンが年に3回も行く理由がわかりました。

羽田国際空港はお土産売り場が京都・祗園の“花見小路”みたいになっていて『科捜研の女』を懐かしく思いました。

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ソウルでお世話になる方へお土産を買って、いざ出国!

離陸してから30分ほどたったところで、韓国料理の美味しそうな臭いがしてきました。
「えっ?もう韓国の臭いがするの???」
普段わたしは「タカの鼻は警察犬なみだ」と、皆なから言われているだけに、
今のわたしは初めての韓国旅行で非常にテンションが上がっている→いつもより五感が研ぎ澄まされているはず→とうとう警察犬以上の鼻になった!と、身震いをしたのですが・・・、
そんなはずはありません。

5分後に機内食の韓国料理が運ばれてきました。
当たり前の思考もすっ飛ぶ勢いのテンションでソウルに向かったわたしでした。

でもね、ちょっと言い訳を言わせてもらいますと、2時間30分しか乗らない飛行機の中で機内食が出るとは思わなかったんですよぉ~。

機内食は、美味しかったです。いや、2倍美味しくなる食べ方が出来ました。
というのも、隣の韓国の方が通?的な食べ方をしていたんです。
メニューは、プルコギみたいな味付けの鶏肉のソテー・キムチ・豆腐・デザートだったのですが、その方はコチジャンのチュウブを貰って、キムチと豚肉の横に着いてる野菜をご飯にのせてコチジャンを混ぜて食べてたんです。ちょっとだけソテーのたれも入れてました。
早速わたしも真似しました。
ビビンパみたいになってホントに美味しかったです。
その様子を観ていた隣の方に「美味しいでしょ?」ってな感じでウィンクされ、ここでわたしも颯爽と「あなたの食べ方最高よ!」てな具合でウィンクを返せたらカッコ良かったのに「美味しいですゥ」と普通に日本語で感想を言ってしまいました・・・。あはははは・・・。
インターナショナルには程遠いわたしでした。
でも機内食をこんな風に楽しめるなんて幸先良し!さらにテンションが上がった機内でした。


【暁星漢方医院】

優先順位2位の漢方液。
ホテルに荷物を置いて早速向かったのは漢方医院。
ところが、ガイドブックで調べた日本語が通じる漢方医院は、車が混んでいて診察時間に間に合わなかったんです。
幸先良しのはずだったのに・・・
ちょいブルーになっていたら、アミューズ・コリアのヘジンちゃんと韓国の『くちづけ』のプロデューサーの李さんが、わたしの“ソウル満喫ツアー”のガイドを買って出てくれました。
いや、引き受けてくださって、そのおかげで診察している漢方医院でヘジンちゃんが通訳してくれて処方してもらえました。
診察は脈診と問診。
この問診が重要。ヘジンちゃんは2年間日本でワーキングステイしていたので日本語はペラペラなのですが、医学の専門用語となると話は別。電子辞書片手に奮闘してくださいました。
そのおかげで安心して飲める漢方液を処方してもらえました。

何処も同じだと思いますが、診察後に先生が患者にあった漢方薬を調合して、それを一晩煮込んで、その煮込んだ漢方液をレトルトパックに詰めて郵送してくれるんです。

だから家では、ボンカレーのように湯せんしてカップに移して飲むだけなんです。お手軽です。ちょっと高いけど・・・。わたしは50パック・25日分で¥30,000弱でした。鹿の角をいれなければ半額くらいだそうです。でも高いよね・・・。

漢方医院は、名前を忘れちゃったけど、アニメの“千と千尋”の手足がいっぱいあるおじいさんの部屋みたいに、漢方薬の引き出しが三方の壁に床から天井までぎっしりありました。

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引き出しの数の多さに見とれていたら、サムサンファチャ?(これは、わたしが聞こえた言葉を書いただけなので名前は定かではありません)という漢方液を出してくれました。
身体が温まる漢方液だそうです。
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こちらのベッピンさんはヘジンちゃん

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そしてこちらは、李さん
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李さんも青山学院に留学していたので、日本語がペラペラ。わたしよりも日本語が上手でボキャブラリーも豊富でした。

この二人が一緒に行動してくれるなら“鬼に金棒”です。
わたしの韓国満喫リストが制覇されること間違いなし!
と、確信出来たわたしは、さっきまでのブルーは、もうどこ吹く風。すっかりご機嫌パラダイス。死語だって平気で叫べちゃうくらい幸せな韓国旅行が始まりました。やっぱり幸先良しでした。


つづく