私のバイクライフの方向性を決定付けたのがこのバイクでございます。2002年6月導入。海外では「GPZ500S」として人気を博していた「ツアラー」を、国内の免許区分に合わせ、排気量を400ccにスケールダウンさせたのがコレ・・・。「ネイキッド」全盛期に国内投入され、不人気に不人気を重ねて4年ほどでラインナップからこぼれた不運のバイクでございます。
しかしながら、排ガス規制前のバイクゆえ、パラツイン400のフルパワー50馬力を発するエンジン、比較的軽量な車体・・・発売前のテストランでは、あのZRX400をぶっちぎったそうでございます(驚)。実際非常に乗りやすく、バイクの楽しさを教えてくれたのはこのバイクだったと確信しております。コレに乗っていなかったら、早々に下りていたかもしれません(笑)。
2005年8月、大型ライダーへの移行に伴ってドナドナいたしましたが、実は未練タラタラ・・・(笑)。その思いが、9年後に同じ系統のエンジンの「ER-5」に手を出す伏線となりました。