2/04 東京フォレストオーケストラ第21回定期へ | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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日時: 2023年2月4日(土)14:00

場所: サンパール荒川

曲目: ブラームス第3番、ニールセン第1番

指揮: 室賀元一

 

ブラームスの交響曲を演奏するのにバイオリンが6+7ではどうなるのかな、というのがプログラム掲載のメンバー表を拝見してまず思ったこと。演奏を聴いていると、いくら少なくても6人の精鋭が奏でるのであればもっと聞こえてきても良いのではないか、と感じた。管楽器群が大きな音を出し過ぎていたとは思えなかった。弦の響きが薄過ぎるのである。全合奏の場面では当然のように第1バイオリンの旋律は聞こえなかった。第2バイオリンもビオラも同様。第3楽章のチェロのパートソロはだいぶ頑張っていたがもう一つというところ。

木管にも余裕はなくて、クラリネット、フルートは音色に響きがなく、木管全般的に運指も一杯いっぱいに思えた。相対的に考えると2曲目のホルンのトップをはじめとする金管群が一番安定していた。

しかし、逆に他のアマオケだとてんでのバラバラになってしまいがちなブラームス特有のメロディーラインが、何とか守られていたことは驚異的だと思える。相当に演奏をダメにしてしまわないための勘どころを押さえているのだろう。

 

ニールセンで思ったのは前ステージとホルンのトップが替わり安定して、これが全体の下支えになったかのように思えたこと。でもそうは言えども、途中でしばらく聴く意識が薄れ、そこからは良いとも何とも思わず最後まで行った。これは面白みのない曲なのかもしれない。

アンコールはハンガリー舞曲第6番。これがこの日の中では一番安心して聞いていられた。思うに、演奏会の半分くらいは自分たちのレベルに見合った曲を選曲したらどうだろうか。前回のシンフォニアタプカーラが簡単な曲なのかどうかは知らねども、前回のあの高揚はどこから生まれてきたのだろうか。まぐれだったのか。それとも今回は上手なメンバーが来れなかったのか。

今回は指揮者も疲れ気味に映ったし、ちょいと贔屓楽団の前途を神社仏閣に祈らねばならないかも。