1/29 アンサンブル・ハモン・2022 を聴く | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

本ブログの無断転載はお断り致します。

日時: 2022年1月29日(土)13:30

場所: 習志野文化ホール

曲目: フィガロ序曲、ベートーベン八重奏曲、バーンスタイン・ダンス組曲、プレヴィン・4つの野外音楽、ベートーベン「英雄」

指揮: 中島章博(「英雄」のみ)

 

フィガロとベートーベンが木管主体のアンサンブル、ダンス組曲とプレヴィンが金管五重奏であり、「英雄」はオーケストラ演奏だった。「オーケストラ・ハモン」としての活動はもう4回分の感想文が残っているほどであり、私が通っている好きな楽団の一つだけど、アンサンブル版の演奏会は今回が初体験。オーケストラだってアンサンブルだと思うが、この世界では小規模合奏のことを特に指してアンサンブルと言うらしい。

かくなるアンサンブル演奏を実は私はあまり好いていなくて、何故かと言うと、オーケストラとしての演奏会の開始前にステージ、或いはロビーで行われる小編成のプリコンサートは、ごく一部の例外を除き、ちょっと楽しめないなあと思ってきたからだ。ロビーで行われるプリコンサートは素通りし、ステージでやってる時間はプログラムを読んでいる。私は楽器を上手に演奏出来たためしがなく、楽器を演奏できる人をとてもとても凄いなあと思っている身として甚だ僭越極まりないとは思いつつも、大きな楽団の中で演奏している時と小アンサンブルで演奏する時とでは求められる完成度が偉く違うのではないか、と感じている。オケとしての力量は数十年前では信じられないレベルまで上がってきたと信じているアマオケだが、小アンサンブルでやるにはまだまだ厳しそうだ。

それでも今回聴きに行かせて頂いたのは「英雄」が大大大好きだからです💛

 

さて演奏は? 木管主体のフィガロと八重奏曲はうーんという感じで、好きな曲だったから勿論生演奏は楽しかったけれども粗が目に付いた。金管の方は予想よりさらにレベルが高く、昨今のアマオケのレベル向上がこういう方々に支えられているのだと実感。しかしそれでもどことなく味わいの点で物足りなさも感じた。最後の「英雄」はアンサンブル演奏会にしてはなかなかの大編成だった。生で聴く英雄は良い。そんな中で、しかしながら、アンサンブルで粗が見えた木管群がここでも苦戦しており、思っていたよりも残念な演奏会となった。

でも、週末のひと時をこういう方々のアマオケ生演奏で有意義に過ごせるのは大歓迎。ごくまれに最初から最後まで楽しめないこともあるけれど、タダかタダ同然の料金を恨めしいと思ったことは一度もありません。